私が普段、写真を撮影するのに使っているのは、SONY Cyber-shot WX200というコンデジ(コンパクトデジタル)です。
もう一台、ミラーレス一眼のPanasonic LUMIX DMC-GF5も持っていますが、ぱっと撮影するのには仰々しいのと、持ち運びの容易さからやはりコンデジがメインカメラとなっています。
ところが、この正月にSONY Cyber-shot WX200で撮った写真に、ゴミが映っているのを発見。
これはオーバーホールに出さないといけないと思っていましたが、そのやっかいなゴミを簡単な方法で取り除くことができました。
大きな影が映る
まず、どこにゴミが入っているのかを見る為に、白い壁を撮ってみたのがこちら。
黒いぼやっとしたものが、ゴミです。
ズームを最大にしてみて、画像加工ソフトでコントラストを付けてみると、さらに多くのゴミが。
このゴミは、カメラを振ってみても、レンズを出したりしまったりしても全く取れません。
どうもこれらのゴミは、レンズの隙間から入ってくるゴミの他に、ミラーやシャッターを動かした際に部品の摩耗で出てくる細かなチリや潤滑油といった内部的な要因もあるとのこと。
インターネットで調べてみると、ソニーサービスステーションでのクリーニングサービスというものがあり、3,000円程度でクリーニングをやってくれるようですが、東京だと秋葉原や日本橋に予約をして持ち込む必要があり、さらに場合によっては3,000円ですまない場合も。
そこで、長期間カメラが使えないのは大変不便ですので、別の方法を取ることにしました。
掃除機で吸い込むだけ
やり方は簡単。
まず、デジカメの電源を入れてレンズが飛び出た状態にします。
飛び出たレンズに、掃除機のノズルをあててスイッチを入れてしばらく吸い込むだけ。
ノズルサイズや吸引力で条件が変わるかも
ただし、これはノズルのサイズが合わない場合や、吸引力が低い掃除機だとダメかもしれません。
最初、マキタの充電式クリーナーで吸い込んでみましたが、全くゴミは取れませんでした。
そこで、もっと大きなサイクロン式の掃除機で吸ってみると、綺麗にゴミがなくなりました。
現在は、この通りゴミが全くありません。
料理の写真も、また綺麗に撮影できるようになりました。
最近、コンデジはかなり低価格になっていますので、お金を掛けて修理をするのはちょっと、という場合に最終手段だと思って試してみる価値はあります。
ただし、この方法でカメラが壊れる可能性もありますので、あくまで自己責任でかつ慎重に作業してください。