年末年始に神戸へ帰省していたときのこと。
三宮での友人との待ち合わせまで少し時間があったが、14時過ぎでランチとしてはちょっと微妙な時間。
ただ、小腹が空いているのでやはり何か食べておきたい。
神戸と言えば、元町にある中華街も有名ですが、餃子が美味しいお店も一杯あります。
そこで、近くにある餃子屋をスマホで検索したところ、近くにあって評価が高いと出たのが「餃子専門店イチロー」でした。
餃子専門店イチロー
三宮に住んでいた時には、「ひょうたん」よりも「赤萬」派で、「餃子専門店イチロー」には行った事がありませんでした。
ただ、「餃子専門店イチロー」も食べログの評価は「3.5」とかなり高めです。
場所は「さんプラザ」の地下1階
「餃子専門店イチロー」があるのは、神戸・三宮駅から徒歩5分ほどの「さんプラザ」の地下にあります。
「さんプラザ」は、神戸・三宮の中心地に位置する大型複合商業施設で、隣接する「センタープラザ」「センタープラザ西館」とともに「さんセンタープラザ」を構成しており、地上5階・地下1階建てです。
「さんプラザ」は、1970年に神戸市の三宮市街地改造事業の一環として開業し、開業当初は10階建てでしたが、1995年の阪神・淡路大震災で8階部分が被害を受けたため、7階から10階を解体し、現在の形となっています。
地下1階には飲食店が集まり、1階から2階にはファッションや雑貨の店舗、3階にはクリニックやエステサロンが入居、4階と5階は駐車場として利用されていますが、特に地下1階の飲食街は、地元の味を楽しめるスポットとして人気があります。

「餃子専門店イチロー」は、その「さんプラザ」の地下一階にあります。

店の入口に暖簾がかかっており、中にはカウンターと小さなテーブル席。
カウンターは餃子屋でよくある真っ赤なカウンターでどこか昭和感の残る佇まいで、ひとりでも入りやすい雰囲気です。
訪問した時間はお客さんもほとんどおらず、さくっと入れました。
餃子屋なのになぜかハンバーグ推し
「餃子専門店イチロー」の外には、なぜかハンバーグののぼりが立ってます。
お店の公式サイトによると、、餃子作りで培った「ネタの捏ね方」「味の引き出し方」「焼き方」などの技術を応用したそうです。
「楽天ランキング餃子部門1位」を幾度となく獲得した餃子専門店イチローが、二十数年間、餃子と真剣に向き合い続けた結果として生まれた、究極の手作りハンバーグ。
ネタの捏ね方、素材そのものの味の引き出し方、焼き方など、餃子とハンバーグの共通点を理解し、お互いのポテンシャルを活かした究極の逸品。
まさに餃子屋だからこそ生まれたハンバーグ。
餃子専門店イチロー公式サイト
焼き餃子とビールを注文
店の表にはセットメニューが出ていますが、どれも安い。
- イチロー&大地スペシャルセット 1,550円
- イチロー&大地ハンバーグ定食 980円
- 目玉焼きハンバーグステーキ定食 950円
- ハンバーグステーキ定食(ダブル) 1,600円
- 焼小籠包セット 1,500円
- ビール付焼餃子定食 1,150円
- ハンバーグステーキ定食 850円
- 焼餃子定食 700円
- 焼餃子(6個) 310円
- 焼小籠包(4個) 750円
- スープ餃子(8個) 750円
- 焼シュウマイ(4個) 550円
ちょっとハンバーグにもひかれたのですが、やはりここは餃子ということで「焼き餃子(6個入り)」を2人前注文。
あと、餃子にはやはりビールということで、キリンの一番搾りを瓶ビールで注文。
皮の食感と肉汁がナイス
神戸餃子の最大の特徴は、味噌だれで食べるスタイルですが、「餃子専門店イチロー」では味噌とラー油、酢、醤油を混ぜるのが推奨されています。


神戸餃子は、一口サイズで皮が薄めの餃子が多く、外はカリッと、中はジューシーという感じですが、ここの餃子の皮は他よりは少し厚め、餡は野菜多めで旨い。

餃子とビールという最高の組み合わせを存分に味わえました。

神戸餃子の穴場かも
神戸の餃子と言えば、「ひょうたん」や「赤萬」が有名ですが、このあたりはお昼時や夕飯時には行列の覚悟が必要です。
回転が速いため並んでもすぐに入れる事が多いですが、「餃子専門店イチロー」は場所がちょっと外れているので穴場かもしれません。
ハンバーグも気になるので、再訪してみたいですね。


