Expediaで予約したバンコクのホテルは結構当たり外れが激しい

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タイ
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比較サイトでLCCを使うとタイのバンコクまで往復3万円程度で行けるのに驚いたで書いたように、ここのところタイのバンコクに何度か行っています。

ホテルは毎回Expediaで予約をしているのですが、バンコクではそのホテルの当たり外れがかなり激しい気がしています。

これは、ホテルのグレードやサービス内容と価格が連動していないために、検索で出てきたホテルの口コミを丹念に見ていくしかないからです。

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価格とホテルのステータスが一致していない

まず、Expediaでの検索結果には、ホテル以外にもコンドミニアムなどの民泊物件が結構表示されています。

そのため、ホテルではないコンドミニアムやサービスアパートメントを選んでしまうと、バスタオルはあるがハンドタオルはない、ティッシュペーパーや歯ブラシ、スリッパなどのアメニティはない、チェックインが夜中は出来ない等、ホテルだと当たり前のサービスが受けられないということがあります。

長期間の滞在の場合には、キッチンや洗濯機がついているコンドミニアムやサービスアパートメントの方が便利な場合もあると思いますので一概には言えないのですが、短期滞在の場合にはそのためだけに色々と持って行くのは、荷物の重量が増える元ですし、タイで買い揃えたりするのも時間とお金が勿体ない。

ただ、Expediaでホテルを探していて難しいのは、こういった違いが記載されている情報からは判別がしにくいのと、価格とホテルのステータスが連動していません。

そこで、実際に泊まったホテルからそのあたりを見てみましょう。

ちなみに評点は、5段階評価です。

Sakura Sky Residence(サクラ スカイ レジデンス)

8月に泊まったSakura Sky Residence

ホテルの場所は、BTSのアソーク駅とトンロー駅の間のアソーク駅寄りでアソーク駅まで歩いて15分程度と比較的便利な場所にありますが、ホテル名が最近変わったようで、タクシードライバーもホテル名ではたどり着けません。

メインストリートのスクンビット通りの角にはファミリーマートもあり、一本隣の筋にはフジスーパーなど、アクセスや周辺施設は色々と便利なものがあります。

ホテルの1階には、食べたことはないですが蕎麦屋もあります。

廊下は窓がないため、暗いです。

部屋は、机が大きく無料でWi-Fiが快適に使えるのはいいのですが、「宿泊」という要素からの満足度は低い点があります。

この写真のように、ベッドの隣に間に柱が立っていて、写真の反対側にあるクーラーが効かない。

浴室は、シャワーとトイレが隣り合わせの作りでこの反対側は洗面台、シャンプーとボディソープ、石鹸はありますが歯ブラシや髭剃りなどのアメニティはありません。

バスタブはなく、シャワーのみ。

タオルはバスタオルと大きめのハンドタオルが二人分用意されてますが、毎日一つしか交換されていませんでした。

トイレはウォシュレットですが、トイレットペーパーの予備は用意されておらず、なくなって交換を頼むと、ロールがひとつだけ、それもトイレットペーパーホルダーにセットもされずに置いてありました。

ホテル名住所Expediaの評点
Sakura Sky Residence10110 バンコク 9/1 Sukhumvit 33 Road Wattana3.7
部屋サービスアメニティインターネット回線交通の便私の総合評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Expediaの評点は平均以上でしたが、価格以外の面で次回は避けたい感じのホテルでした。

Rembrandt Hotel Bangkok(バンコク レンブラントホテル)

9月に泊まったRembrandt Hotel Bangkok

Rembrandt Hotel Bangkokは、世界中に55以上のホテルがあるWarwick Hotels and Resortsの一つ。

ホテルの場所は、同じくBTSのアソーク駅とトンロー駅の間のアソーク駅寄りでアソーク駅まで歩いて10分程度と便利な場所にあります。

スクンビット通りの角には、レクサスのお店。

ホテルまでの通りには、大きなコンドミニアムが並んでいます。

ホテルの入口には、ドアマンやポーターがいます。

中に入ると、大理石の床がある大きなロビーがあり、左手にフロント。

右手にはバー。

左手奥にはコンシェルジュがおり、そのさらに奥がエレベーターホールになっています。

エレベーターホールからロビーを見ると、ソファーが見えます。

建物の模型でホテルの大きさがわかりますね。

エレベーターに乗って上にあがると、自分の階のエレベーターホールにもソファーと机が置いてあり、開放的な大きな窓が印象的です。

部屋のスーペリア ルームはキングサイズのベッド、作業机、2客の椅子と机。

最近流行りのフリースマホの「handy」も置いてありました。

バスルームは結構な広さがあり、洗面とトイレ、バスタブとシャワーに分かれています。

もちろん、アメニティやフェイスタオル、バスタオル、ベッドメイキングも最適な状態にしてあります。

窓からはホテルのプールが見えました。

このホテル、Webサイトで見ると一泊190ドルぐらいするのですが、Sakura Sky Residenceよりも安いぐらいの価格で出ていた上、朝食のバイキングがついていました。

2階にあるMEXICANOで毎朝食べられます。

しかし、見ていただくとわかるようにちょっと選択肢が少ない。

そのため、ホテルの宿泊費についているとはいえ、メニューが貧弱な上にあまり美味しくないので、毎日だと食べる物が無くて辛くなって結局ホテルの外で食べていました。

あと、部屋の設備とサービスには満足がいくものでしたが、いかんせんホテルのインターネット回線が遅すぎて部屋では仕事にならず。

さすがに下りが0.34Mbps、上りが0.89Mbpsだと使い物にならないですね。

そのため、アソーク駅にあるターミナル21まで歩いて行って、そこで作業をする羽目になりました。

ホテル名住所Expediaの評点
Rembrandt Hotel Bangkok 10110 Bangkok バンコク 19 Sukhumvit Soi 18, Klong Toei4.2
部屋サービスアメニティインターネット回線交通の便私の総合評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

利便性も良く、部屋やホテルとしてのサービスは十分に満足が行くホテルなんですが、朝食がイマイチなのとインターネットの速度が致命的に遅いのがネックですので、セール価格で出ていた時だけ検討する感じでしょうか。

Sloth Hostel Don Mueang(スロス ホステル ドン ムアン)

10月に行った際には、ドンムアン空港に深夜に到着する便だったのですが、宿泊するホテルが深夜のチェックインができない事が判明して、空港そばで寝るだけのために探したのがこちらのユース・ホステル。

ここ、Expediaの口コミにも非常にわかりにくいところにある、という話でしたので色々下調べをしていきました。

場所としては、ドンムアン空港西側のブロックにありますが、ドンムアン空港西側には高速道路が走っているため、道路を横断する場所が非常に限られています。

Sloth Hostel Don Mueang(スロス ホステル ドン ムアン)の周りには、いくつもユース・ホステルが並んでいますが、そのあたりのいろんな口コミを総合して見つけたのが以下の行き方。

まず、ドンムアン空港の到着ロビーにあるAmari Don Muang Airport(アマリ ドンムアン エアポート バンコク)の入口からエレベーターに乗って2Fに上がります。

降りたところの通路を通って、Amari Don Muang Airport(アマリ ドンムアン エアポート バンコク)に向かいます。

通路の反対側が、Amari Don Muang Airport(アマリ ドンムアン エアポート バンコク)の入口です。

窓から外を見ると、ドンムアン空港西側の高速道路とその下の自動車道が見えます。

昼間はレストランになっていると思われる、ところを通ります。

その先へいくと、エスカレーターがありますのでそこを降りると、Amari Don Muang Airport(アマリ ドンムアン エアポート バンコク)のフロントなどがありますので、そこから外にでてSloth Hostel Don Mueang(スロス ホステル ドン ムアン)に向かいます。

ただし、私は大きな荷物を持って歩いてSloth Hostel Don Mueang(スロス ホステル ドン ムアン)まで行ったんですが、ここから歩いて10分程かかりますし、真っ暗で道の悪い中を歩く事になりますので夜中に歩いていくのはオススメできないです。

5時頃到着しましたが、24時間ここはフロントがいますのでチェックインはできました。

ただし、フロントの人はソファーで寝っ転がっていましたね。

デポジットは300Baht。

割り当てられた部屋は5階でしたので、荷物を持って階段を上がります。

入口はオートロックで、もらったカードキーをあてると鍵が開きます。

カードキーがこちら。

禁煙の部屋でしたのが、それ以外にも注意書きがイラストで。

各階に洗面所とトイレ、シャワーがあります。

ただし、シャワーはお湯が出ません。

洗面所の横には、コート掛けがあってドライヤーが吊るしてあります。

階段横には、ロッカーがあるんですが、鍵がないので使えないです。

部屋の中は左右に6つずつ二段ベッドが並んでおり、最大12人が泊まれるようですが、4人程しか泊まっていない感じでした。

ベッドには、布団と枕がワンセット。

コンセントと灯り。

物をかけられるバー。

チェックインの際に、水も1本いただきました。

なんと、朝食もついてました。

パン、コーヒー、カップラーメンのセットです。

2階のテーブルが置いてあるところが朝食の場所。

トースター、電子レンジ、お湯が出るポットが置いてあります。

タイ語で書かれたカップラーメンが2種類。

インスタントコーヒーとバター、ジャム。

自由に使えるお皿とコップ。

出来たのがこちら。

カップ麺は、肉が入ってそうなものを選びました。

出来上がりがこちら。まあ、普通のカップ麺ですね。

カップ麺の中に、折り畳みのフォークまで入ってたのはいいですね。

2階の外には、喫煙できるベランダもあってソファーと机が置いてありました。

ホテル名住所Expediaの評点
Sloth Hostel Don Mueang(スロス ホステル ドン ムアン) 10210 Bangkok バンコク 199/138 Soi Choet Wutthakat 9 Seekan, Don Mueang4.3
部屋サービスアメニティインターネット回線交通の便私の総合評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ここは、ホテルではなくユースホステルなので費用も1泊900円弱と格安です。

そのため、学生でない限り長期に泊まるようなところではないですが、コストパフォーマンス自体はかなり高いと思います。

場所的に辺鄙なんで、ここからGrabを使ってバンコク市内に行こうとしても場所的に1台も来ない、というような場所ではあります。

ただ、それで困っていたらホテルの方が色々と協力してくれて、最終的にはメータータクシーを呼んでくれたりと、ホステル自体のサービスは何もありませんが、働いている方のホスピタリティは高いと思います。

The Kaze 34 Hotel and Serviced Residence(ザ カゼ 34 ホテル アンド サービスド レジデンス)

こちらは、名前の通りサービスレジデンスです。

ホテルの場所は、BTSのプロンポン駅とトンロー駅の間のトンロー駅寄りでトンロー駅まで歩いて13分程度と比較的便利な場所にありますが、メインストリートのスクンビット通りまで朝7時から夜の7時は専属のトゥクトゥクで送り迎えをしてくれますので、その時間であればトンロー駅、プロンポン駅の両方まであまり時間はかかりません。

こちらは、Skumvhit 34(スクンビット34)の入口で送りはここまで、迎えはこちらでドライバーに電話をして呼べば来てくれます。

ただ、ホテル自体はちょっと非常に狭い道の奥にあるのでわかりにくい。

ホテル前の道がこんなに狭いので、どの車も苦労して曲がっています。

駐車場に入った右手にホテルの入口があり、入ってすぐ左手がフロント。

右手はソファーと机が置いてあるラウンジスペースになっています。

ガラスの向こうに見えるのが、専属のトゥクトゥク。

エレベーターで上がると、各階のエレベーターフロアになりますが、部屋の鍵はカードキーで開けるようになっています。

サービスアパートメントだけあって、エレベータで上がって来るたび隣の部屋からは犬の吠える声が聞こえてました。

入口から入ったとこがリビングで、ソファと机、テレビ。

冷蔵庫やキッチン、食事ができるお皿やフォーク、スプーンなども用意されています。

全自動のドラム式洗濯機があるんですが、乾燥もこれでしようとしたら3時間かけても全く乾かなかったので、洗濯だけして干すのが正しい使い方みたいです。

リビングの隣には、専用の寝室がありキングサイズのベッド。

作業用机と鏡もあります。

衣服を入れる箪笥もあって、中には貴重品を入れるための金庫も置いてありました。

その横にはバスルームにつながる扉。

バスルームには、シャンプー、ボディソープ、石鹸がありますが、歯ブラシや髭剃りはありません。

今回はバスタブ付きの部屋ですが、シャワーのみの部屋もあります。

トイレには、タイのトイレ独特のグリップ式で水が噴き出るホースが設置されています。

ホテル名住所Expediaの評点
The Kaze 34 Hotel and Serviced Residence(ザ カゼ 34 ホテル アンド サービスド レジデンス)10110 Bangkok バンコク 66 Soi 34, Sukhumvit Road Klongton (Near BTS Thong Lor)4.5
部屋サービスアメニティインターネット回線交通の便私の総合評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

部屋も広く交通の便もトゥクトゥクで出られる時間帯であれば良いのですが、それ以外の時間だと自分で歩くかタクシーになるのため、いきなり行動に制約が出てしまいます。

また、ベッドメークや掃除、タオルチェンジ、無料でのボトル水のサービスは十分に満足が行くんですが、不便な場所にあるのに朝食が食べられないですし、スリッパ、ティッシュペーパーなどがないので、結局購入することに。

あと、インターネットも計測した場合にある程度スピードは出ているんですが、日本のWebサイトにつないだ時の実感としてはかなり遅く感じましたので、インターネットを使った電話会議の際には念のためプロンポン駅にあるAIS Design Centerに行って対応をしました。

日本の駐在員の方も借りたりしているようですので、悪いホテルではないのですが、どちらかというとやはり長期滞在で車がある人の方がいい感じはします。

帯に短し襷に長し

都合4つのホテルを利用してみましたが、コスト面を含めてなかなかベストと言えるようなところはないですね。

特にインターネット環境については不安定なところが多い印象があります。

このあたりは実際に泊まってみないとわからないところですが、Expediaには口コミにもそのあたりの事が記載されていないため、なかなか難しいところです。