PCや家電を使っていて、怖いのが雷です。
これは、雷が落ちると発生する高い電圧によって、データが破壊されたり、機器自体が壊れてしまうことがあるからです。
そのため、家でも雷ガードを付けているのですが、拡張コンセント型の雷ガードを買い換えたら、コンセント周りをかなりすっきりさせることができました。
雷サージとは?
雷サージとは、雷が落ちたときに瞬間的に3,000~4,500Vもの高電圧が流れ、その影響で有害な過電圧や過電流が流れることを言います。
雷サージは、電話線や電源線、アンテナ、大気中を通って家の中に進入し、パソコンや家電製品などの電子機器は影響を受けますが、その経路としては3つ考えられます。
誘導雷サージ
電線近くに落雷した時に高電圧が発生して、電線からモジュラージャックやコンセントなどを伝って屋内のパソコンなどに侵入する雷サージ。
侵入雷サージ
避雷針などから大気中を伝わって侵入するもので、パソコンなどの電子機器と地表との間の電位差によって発生する雷サージ。
直撃雷サージ
接続された電線に直接落雷して侵入する雷サージで、高い電圧や電流が発生するため対応すること自体が難しい雷サージ。
誘導雷サージに対応したものが大半
3つの雷サージの中で、一番発生が多くて被害にあうのは、誘導雷サージの電源から侵入が起こるケースです。
侵入雷サージについては、雷サージ対策用の「保安器」が家の外壁についていることが多く、光ファイバー回線は、電気を通さないので雷の影響がありませんし、直撃雷サージについては、対応する事が難しくなっています。
実際、低価格の雷ガード機器については、誘導雷サージに対応したものが多く、高性能な雷ガードは、アースが必要になりますので、購入してもアースをしなければ意味がありません。
そのため、今回購入したものも誘導雷サージに対応した製品になります。
雷ガード付 6個口拡張コンセントを購入
今回購入したのは、雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403です。
いままでは、以下のようなコンセントに差し込むタイプの雷ガードを使っていました。
他には、もう少し細長いタイプ。
ただ、こういったタイプは複数のコンセントを挿すと、コンセントの重さでだんだんコンセントから抜けてしまいそうになってきます。
また、全ての機器に雷ガードを付けるのに、個別でコンセントに挿すのはあまり意味がありません。
そこで、コンセント全体を雷ガードに変える雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403を買ってみました。
雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403は、対応容量が1,500W以下で最大サージ電圧は2,500Vとなっています。
雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403の本体前面には、2個口のコンセント。
コンセントには、ホコリ防止安全シャッターが付いています。
背面には、一つのコンセントともう一つのダミーコンセントが付いています。
左右にも、それぞれ各2個口のコンセント。
雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403を取り付けられるのは、以下のような2個口の壁コンセントです。
雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403を設置すると、コンセントにぴったりと収まります。
6個全てにコンセントを挿しても、重さで下がる事もなく、壁がかなりすっきりしました。
ただ、雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403は、コンセントの横にアンテナ端子があるタイプのコンセントには使えません。
その点は注意が必要ですが、雷ガード付 6個口拡張コンセント(ホワイト) 00-1403が合う家のコンセントは、これにしたいところです。