BenQとI-O DATAの4K対応モニターとディスプレイアームを買ったら色々と捗ったで書いたように、家では大型の外部モニターを2台付け、WindowsとMacで作業をしています。
ただ、ここのところの猛暑であまりの猛暑に簡易クーラーを自作したら意外と涼しくて快適だったで書いた簡易クーラーでは耐えられない温度になってしまいました。
そこで、クーラーの効いた部屋で作業をしているのですが、大画面に慣れた身には、MacbBook Proの13インチの画面だけだとかなり苦痛に感じてしまいます。
そこで、外出時にも使えるモバイルディスプレイ購入してみたところ、かなり作業環境が快適になりました。
モバイルディスプレイとは?
モバイルモニターとも言われるモバイルディスプレイは、PCやスマートフォンに接続してデュアルディスプレイ環境を構築できる外付けディスプレイです。
最近では、スマートフォンのようにタッチパネルを搭載したモデルも存在します。
Amazonで見ると、スマートウォッチのように中華系のモデルやアイリスオーヤマからも発売されていますが、モニターを長年作ってきたメーカーが望ましい。
また、当面は家で使うにしても重量があまりあるようであれば、外出時に持ち歩くのが苦痛になってしまいますが、メインのMacBook Proよりも大きな画面は欲しい。
画面自体は、表面がツヤツヤなグレアよりも、持ち歩いても傷が付きにくいノングレア(非光沢)が望ましい。
さらに、主にMacBook Porでの利用を想定しているので、外付け電源が不要なUSB Type-Cだけで接続できるのが望ましいが、HDMIでもつなげるとMac以外でも利用が期待できる。
そこで、以下の5つの条件で商品を探してみました。
- 重量は1kg以内、サイズは15インチ以上。
- 画面はノングレア(非光沢)
- 解像度はフルHD(1920×1080)対応
- 接続はUSB Type-Cに対応。
- 価格は30,000円以内。
ASUSかIODATAか
上記の条件で見ると、対象となる商品を出しているメーカーとしてはASUS、IODATA、EPSON、Acerがありますが、EPSONは、15.6型ワイド モバイル:エプソン LD16W61によると、応答速度が約30msとかなり遅いため、選択肢から外しました。
また、AcerのAcer 15.6型モバイルモニター PM161Qbuは、価格も安く縦置きもできるようですが、応答速度が約7msと少し遅く、入力端子がUSB Type-CとMicro USBケーブルのみとなっているため、こちらも除外しました。
4商品から絞り込み
選択肢は、4つに絞り込まれました。
ASUS
ASUSは、ASUS MB16AH モバイルモニターとASUS MB16AP モバイルモニターがあります。
ASUS MB16AH モバイルモニターはスピーカーが搭載されていますが、ASUS MB16AP モバイルモニターにはスピーカーはありません。
ASUS MB16AH モバイルモニター
- 幅x高さx奥行き:359.7×227.4×9 mm
- 重量:0.73 kg
- 入力端子:USB Type-C×1、Micro HDMI×1、3.5mmステレオミニジャック×1
- 価格:税込 29,223円(Amazon:2021年8月7日現在)
ASUS MB16ACE モバイルモニター
- 幅x高さx奥行き:359.7×226.4×8 mm
- 重量:0.85 kg
- 入力端子:USB Type-Cx1
- 価格:税込 28,332円(Amazon:2021年8月7日現在)
IODATA
IODATAは、IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPとIODATA モバイルモニター 15.6インチ EX-LDC161DBMがあります。
IODATA モバイルモニター 15.6インチ EX-LDC161DBMにはスピーカーが搭載されていますが、IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPには、スピーカーはありません。
IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XP
- 幅x高さx奥行き:236 x 380 x 9.8 mm
- 重量:0.9 kg
- 入力端子:HDMI(ミニ)×1、USB Type-Cx1
- 価格:税込 19,800円(Amazon:2021年8月7日現在)
IODATA モバイルモニター 15.6インチ EX-LDC161DBM
- 幅x高さx奥行き:355×223×14 mm
- 重量:0.73 kg
- 入力端子:HDMI(ミニ)×1、USB Type-C×2、3.5mmステレオミニジャック×1
- 価格:税込 25,700円(Amazon:2021年8月7日現在)
IODATA モバイルモニター 15.6インチ EX-LDC161DBMを購入
最終的に、IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPを購入しました。
決め手となったのは、入力端子の多さと重量の軽さ、価格とのバランスの良さです。
Amazonで購入
他よりも安かったので、Amazonで購入。
箱の中にはIODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XP本体以外に、発泡スチロールで分けて、HDMIケーブル(1m、HDMI-HDMI(ミニ))、USBケーブル(1.5m、C-C USB3.2 Gen1)、ACアダプター(1.5m)、キャリングケース、取扱説明書が入ってます。
IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XP本体は、大きさの割りにかなり軽い。
MacBook Proを載せてみると、縦は同じぐらいで、横幅は少し大きめ。
背面には中央部から上部にかけて段差があります。
厚みのある部分は1.4cm程度、上部の薄くなっている部分は0.8cm程度。
背面中央下部には、可動式のスタンドが付いています。
このスタンドは無段階で最大100度ぐらいまで開けるため、画面をかなり寝かした状態まで自由に設定ができます。
また、IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPの本体が軽いので、重さで勝手に角度が変わることもありません。
背面左下には、電源ボタン。
ACアダプター、HDMIケーブル、USBケーブルが入ってますが、MacBook Proの場合には、USBケーブルしか使いませんでした。
IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPを収納するキャリングケースも付属してますが、モニター本体よりもかなり大きく、モニターの保護の面ではいいのですが、外出時の持ち運びには向いてないかも。
入力端子は4つ
IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPには、入力端子が4つ。
左から、3.5mmステレオミニジャック、HDMI(ミニ)、USB Type-Cが2つ並んでいます。
このUSB Type-Cで接続する場合には、映像出力と給電がケーブル1本ででき、ドライバーのインストールもいりません。
実際、MacBook ProとIODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XP本体を、USBケーブルで繋ぐだけで接続ができました。
IODATAのモニターは、電源ボタンで様々な設定ができますが、IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPでも同じように設定ができます。
私自身は、色温度などの調整を行って調整を行いました。
IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPの取扱説明書(PDF)と詳細ガイドはこちらになります。
ただ、輝度を100にしても、MacBook Proの画面と比較するとちょっと暗く感じます。
どこでもオフィスに様変わり
IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPを買ったことで、どの場所でも快適に仕事ができるようになりました。
もちろん、大型の外部モニターを使える方が画面を広く使えて便利ですし、IODATA モバイルモニター 15.6型 LCD-MF161XPは、正面から見てもMacBook Proよりも暗く感じるのは気になります。
しかし、本体が軽くケーブル1本だけで繋がるので、持ち歩く際にはMacBook Proとセットで使うのが標準となりました。
リモートワークのQOLを上げたいと考えているのであれば、買って間違いはないと思います。