中目黒駅から代官山方面に道を渡ったところにある、一階がガラス張りになったビルに入っているのが「AFURI 中目黒」。
最近でこそ豚骨ラーメンを食べる機会が多いですが、元々は「神座」のような透明スープのラーメンが好きなので、かなり期待して行って見ました。
ラーメン屋らしからぬ店内
「AFURI 中目黒」の店舗自体も、ガラス張りとなっており、外から中の様子がよく見えます。
店内は、中央の厨房を囲むように、コの字型に茶色いテーブルのカウンター席があり、床に固定された黒い丸椅子が並んでいます。
内装は、白い壁が周りを囲んでおり、入り口右手奥壁にはカウンターの色と同じ茶色の手荷物入れ、上から電球がぶら下がっている天井も高めでラーメン屋らしからぬ落ち着いた雰囲気。
店内では、まず入口左手にある自動販売機で食券を購入します。
今回は、「柚子塩らーめん」にしてみました。
スープは、淡麗とまろ味の二種類から選べます。
淡麗:鶏をベースに魚介、昆布、香味野菜など、全ての食材の旨味を丁寧に抽出しバランスを取った渾身の一杯です。
まろ味:淡麗スープに上質な鶏油を多めにお入れします。鶏のコクと風味がまろやかに広がる味わいです。
と店内に置いてある説明文にありましたが、あっさりしたスープが食べてみたかったので淡麗を選択。
魚の出汁と昆布、醤油のバランスが良い
出てきた「柚子塩らーめん」は、スープの透明度が非常に高く、麺は細麺、上には海苔、チャーシュー、煮卵、メンマ、水菜が乗ってます。
表面には油が浮いていますが、スープを木のスプーンで掬って口に入れると、柚子の爽やかな味がまず拡がります。
その後、魚の出汁と昆布、醤油の塩味がやって来ますが、全体的にはアッサリとした味付けでバランスも良く、最後まで飲み干したくなります。
よく見ると、柚子の皮も入ってますね。
卵は煮卵ではなく、半熟卵で黄身がトロッと溢れています。
チャーシューは、ちょうどいい厚みで柔らかめですが、炭火で軽く炙ってあるのか、焦げ目が外側についていて香ばしい匂いがします。
高くても美味しいらーめんが食べたいならおすすめ
ラーメンにしてもつけ麺にしても、最近は味の濃いものが流行りですが、こちらは胃腸にもかなり優しい感じで、女性ウケも良さげ。
ただ、味的にはかなり好みなんですが、いかんせんラーメンに980円だと懐には優しくないので、ランチで日常使いするには厳しいですね。
恵比寿や原宿、三軒茶屋等、結構お店があるみたいなので、ちょっと高くても美味しいラーメンを食べたくなったらおすすめです。