2020年2月26日に、Affinity Designer、Affinity Photo、Affinity Publisherの1.8がリリースされました。
Affinity 1.8で変更された主な機能
1.8へのアップデートで変更された機能について、詳細はこれから確認していきたいと思いますが、公式サイトで書かれている変更点で気になったのは以下の部分。
Affinity Designer、Affinity Photo、Affinity Publisher共通の項目
テンプレートサポート
ドキュメントをテンプレートファイル (.aftemplate) として保存できるようになり、そのテンプレートはすべてのアプリで使用することができます。
また、クラウドストレージ (Dropbox、iCloud Drive、Box など) を使用した場合、複数のデバイス上で簡単に自分のテンプレートにアクセスできます。
Affinity Designerで気になった変更点
Affinity Designerで気なった変更点は以下の通り。
大規模な拡張ストロークの改善
以前よりもはるかに少ない数のノードによる、ストロークの改善。
新しいストックパネル
新しいストックパネルで、Affinity Designerの中のロイヤルティなしの画像に素早くアクセスできます。
利用できるのは、Unsplash、Pexels、Pixabayの3つのフリー素材サイトからの画像です。
Affinity Photoで気になった変更点
Affinity Photoで気になった変更点は以下の通り。
PSDスマートオブジェクトのインポート
PSD ファイルに含まれたいずれのスマートオブジェクトも、埋め込みドキュメントとして読み込むことができます。
プラグインサポートの大規模な改良
Photoshop プラグインサポート (DxO Nik Collection 2.5 プラグインを含む)が改善されました。
キヤノン CR3 RAW サポート
Affinity Photoでキャノン CR3 RAWをサポートするようになりました。
Affinity Publisherで気になった変更点
Affinity Publisherの気になった変更点は以下の通り。
IDML 読み込み
InDesign IDML ファイルをAffinity Publisherで読み込みるようになりました。
ライブプリフライトチェック
プリフライトパネルで、ドキュメントのエラーに関するライブ警告、例えば、画像解像度の不足、印刷時の裁ち切りの障害、テキストのオーバーフロー、スペルのエラー、欠けた画像やフォントのリソースなどを受け取れます。
ドキュメント結合
選択したページの範囲、テキストスタイルのマッピングや、インデックス結合といった複数のドキュメントをAffinity Publisher ファイルに結合できます。
変更点の詳細
Affinity 1.8での変更点の詳細については、Affinity Designer、Affinity Photo、Affinity Publisherの各技術情報に記載がされています。