米海軍横須賀基地で開催される「ヨコスカフレンドシップデー2019」に行ってきた 1の続きです。
横須賀米軍基地にある野球場とサッカー・アメリカンフットボール場の道路を隔てた反対側、CLEMENT BLVD.の一番最後の海側にオスプレイが駐機してありました。
Bell Boeing CV-22 Osprey(オスプレイ)
青々とした芝生の真ん中にOsprey(オスプレイ)が。
ヘリコプターの垂直離着陸やホバリング(空中停止) 能力とヘリコプターの弱点である速度の遅さと航続距離の短さを解消した機体で、滑走路がいらないのでこんな駐機の仕方が出来るんですよね。
近くで見ると、思っていたよりもかなり小さく見えます。
普通の飛行機と比べると、翼がかなり分厚くしっかりしています。
プロップローター
大きな3枚の「プロップローター」と呼ばれるプロペラも、ヘリコプターのローターを考えるとかなり小さいような。
この小さく見える「プロップローター」ですが、地上でローターを前方に向けて回転させると、ブレード先端が地面に接触してしまうようです。
キャビン
この日は、Osprey(オスプレイ)のキャビンに入ることができましたが、入口は人が2人立つと一杯になるぐらいの大きさしかありません。
キャビン最後部の下開き式ランプ兼用貨物扉が、尾部側半分が天井方向へ上がってるのが写真で良くわかります。
これ、飛行速度240ノットまで空中で開閉できるというのが凄いですね。
軍用機なので内部の配線も剥き出し。
ホイスト救助と呼ばれる救助用ウィンチにスリング(救命浮環)を装着し、遭難者を揚収するためのケーブルのコントロールパネルが、左後部についていました。
左右の壁面には、背を付ける向きで座る座面跳ね上げ式のトループシートが4席。
内部から後方を見ると、窓が少ないので電気が付いていないとかなり暗い。
貨物最大幅が1.72m、貨物最大高が1.68mで内部は正方形に近い形の内部なので、中もそんなに広くありません。
右側面にあるキャビン出入り口。
コクピット
機体先端の操縦室。
通常はヘリコプターと同様に右側が機長席、左側が副操縦士席でその後方中央に予備のジャンプシートが1席あるそうです。
展示は14時までだったので15時過ぎには、固定翼モードで飛び立っていきました。
次に続きます。
米海軍横須賀基地で開催される「ヨコスカフレンドシップデー2019」に行ってきた 1
米海軍横須賀基地で開催される「ヨコスカフレンドシップデー2019」に行ってきた 2 オスプレイ編
米海軍横須賀基地で開催される「ヨコスカフレンドシップデー2019」に行ってきた 3 ブルーリッジ編
米海軍横須賀基地で開催される「ヨコスカフレンドシップデー2019」に行ってきた 4 ゆうぎり編