新元号「令和」が発表されたので元号と西暦を変換する計算式を調べてみた

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調べてみた
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新元号が「令和」に決まったと発表が行われました。

首相官邸:元号を改める政令及び元号の読み方に関する内閣告示について

新元号の典拠について申し上げます。「令和」は万葉集の梅の花の歌、三十二首の序文にある、「初春の令月にして 気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前の粉を披(ひら)き 蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す」から引用したものであります。

読み方は「れいわ」でローマ字表記は「Reiwa」。

毎日新聞:令和は「REIWA」 ローマ字表記、世界各国に通知 河野外相

外務省によると、各国には令和を「REIWA」とのローマ字表記で伝えた。 

2019年5月1日からは新しい元号になりますが、元号が変わると役所などに提出する書類での記載は元号が原則なので今後は新しい元号を使う必要があります。

東京新聞:省庁データを西暦に統一へ 証明書は元号継続

政府は、各省庁がコンピューターシステム間でやりとりする日付データについて、和暦(元号)と西暦で混在している現状を改め、西暦に一本化する考えだ。今後、システム更新に合わせて順次改修を進める。行政手続きで使用する書類や証明書などは元号での表記を継続する。

このように、システム側は西暦に今後一本化がされるようですが、行政手続きで使用する書類や証明書などは引き続き元号での記載が必要です。

そこで、明治、大正、昭和、平成、での西暦と年齢の計算方法を改めて調べてみました。

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明治、大正、昭和、平成、各元号での西暦変換

明治から西暦は1867年を引く、西暦から明治は1867年を足す

明治元年は慶応4年でもあり西暦で行くと1868年。

これは、151年前にあたり、誕生日前の人なら今年150歳、誕生日後の人なら今年151歳になっていたことになります。

西暦から換算するためには、1868年-1年=1867年ということで、2019年-1867年=152年という計算となり、今年は明治が続いている場合には明治152年になります。

逆に元号から西暦を出す場合には、1867年を足せばいいので、明治10年の場合には1877年となります。

大正から西暦は1911年を引く、西暦から大正は1911年を足す

同じように、大正元年は明治45年でもあり西暦で行くと1912年。

これは、107年前にあたり、誕生日前の人なら今年106歳、誕生日後の人なら今年107歳になっていることになります。

西暦から換算するためには、1912年-1年=1911年ということで、2019年-1911年=108年という計算となり、今年は大正が続いている場合には大正108年になります。

逆に元号から西暦を出す場合には、1911年を足せばいいので、大正10年の場合には1921年となります。

昭和から西暦は1925年を引く、西暦から昭和は1925年を足す

同じようように、昭和元年は大正15年でもあり西暦で行くと1926年。

これは、93年前にあたり、誕生日前の人なら今年92歳、誕生日後の人なら今年93歳になっていることになります。

西暦から換算するためには、1926年-1年=1925年ということで、2019年-1925年=90年という計算となり、今年は昭和が続いている場合には昭和90年になります。

逆に元号から西暦を出す場合には、1925年を足せばいいので、昭和10年の場合には1935年となります。

平成から西暦は1988年を引く、西暦から平成は1988年を足す

同じようように、平成元年は昭和64年でもあり西暦で行くと1989年。

これは、30年前にあたり、誕生日前の人なら今年29歳、誕生日後の人なら今年30歳になっていることになります。

西暦から換算するためには、1989年-1年=1988年ということで、2019年-1988年=31年という計算となり、今年は平成31年になります。

逆に元号から西暦を出す場合には、1988年を足せばいいので、平成10年の場合には1998年となります。

令和から西暦は2018年を引く、西暦から令和は2018年を足す

さて新元号「令和」の場合、令和元年は平成31年でもあり西暦で行くと2019年。

西暦から換算するためには、2019年-1年=2018年ということで、今年は2019年-2018年=1年という計算となり、今年は令和元年にちゃんとなってますね。

逆に令和から西暦を出す場合には、2018年を足せばいいので、令和10年の場合には2028年となります。

追記:西暦の下二桁だけと使って19年-18年=1年とすれば令和に変換できるので「R-18と覚えましょう」というのが話題に。