リモートワークの疲労軽減のためにトラックボールマウスのエレコム EX-G PROを買ってみた、肩こり軽減のためにMicrosoftのエルゴノミクスキーボードLXN-00018を買ってみたと、長時間のリモートワークによる疲労軽減のために、様々なグッズを買ってきました。
今回は、前から懸念材料となっていた椅子を購入しました。
ニトリで現物を確認する
最適な椅子の高さは、足裏全体が床に接し、座面に比べてわずかに膝裏が高くなる程度がベストな椅子の高さと言われています。
そのため、椅子に関してはやはり実際に座ってみて座り心地を確認したいところ。
そこで、ニトリの実店舗に行ってきました。
ワークチェア(クエト)
最初に見たのが、ワークチェア(クエト)。
座面の高さは、47cmから55cm。
価格は、税別で18,426円とかなりお手頃です。
実際に店頭で座ってみました。
椅子の横幅は少し狭めですが、座り心地は良い感じで、背面や座面もメッシュになっているので、夏も快適に過ごせそう。
アームレストも高さを変えられ、ヘッドレストの高さも丁度いい位置に来ています。
リクライニング機能も3段階に変えられて充分。
ただ、座面から床までの高さが一番低く下げても少し高く、私の場合、靴を履いた状態でも膝裏が少し伸びた状態になってしまいます。
さらに、椅子の上に以下の低反発クッションを置くことを想定していると、さらに足が伸びてしまうため、残念ながら選択肢から外れました。
ワークチェア(フォリスト)
次に見たのが、ワークチェア(フォリスト)。
座面の高さは、44cmから54cm。
こちらの価格は、税別27,686円とワークチェア(クエト)より1万円程度高くなります。
こちらも実際に座ってみました。
椅子の横幅はワークチェア(クエト)よりもゆったりしており、座り心地はさらにしっくりきます。
こちらもワークチェア(クエト)同様、背面や座面もメッシュになっており、アームレストも高さを変えられ、ヘッドレストの高さも丁度良く、オットマン機能まで付いています。
もちろんリクライニング機能あります。
一番良かったのは、座面から床までの高さが一番低く下げるとワークチェア(クエト)よりも低くなり、きちんと膝裏が高くなりますので、しっかりと足裏が付く形になります。
ただし、この商品は店頭でも12月下旬まで入荷はなく、ネットだと1月上旬の入荷予定となっていて買いたくても買えない状態なので、残念ながら諦めました。
ワークチェア(デュオレハイ DX)
次は、ワークチェア(デュオレハイ DX)。
座面の高さは、40cmから50㎝と一番低い。
こちらの価格は、税別で36,945円とさらに高くなります。
これはDUOREST理論という、ドイツハンブルク専門大学のマティアス・ブリニッヒ名誉教授が考えた理論に基づいているようで、そのまま製品名になっているDUOREST以外からも製品が出ているようです。
こちらも実際に座ってみました。
これは、脊柱が当たる中心部分の隙間になっているからか、背もたれにもたれた時に確かに腰が楽に感じます。
アームレストも高さを変えられますし、ロッキング機能も付いています。
ヘッドレストも高さを変えられ、頭にあたる感じも気持ちが良いし、座面も一番低くすると、これもきちんと膝裏が高くなりますので、しっかりと足裏が付く形になります。
もっと価格の安いデュオレハイ2という製品もありましたが、デュオレハイ2はアームレストや背面が固定されていて、調整ができないからなのか、あまり座り心地が良くありませんでした。
これもかなり座り心地が良かったので、最後まで購入を迷いましたが、これも11月中旬以降の入荷となっており、購入を断念しました。
ワークチェア(エルゴクエスト)
最終的に決めたのは、ワークチェア(エルゴクエスト)です。
座面の高さは、43cmから51cm。
こちらの価格は、税別で30,454円とワークチェア(フォリスト)よりは少し高い。
こちらも店頭で実際に座ってみました。
この椅子、特徴的な背もたれをしていますが、これが自由自在に動かせるので、座りながらストレッチもできます。
これがかなり気持ちが良いですね。
ヘッドレストは、レビューに「ヘッドレストの角度が悪い。前傾し過ぎていて、首が疲れる。」といったものがありましたが、実際に座ってみると仕事をする際には背もたれにがっつりもたれる事はないですし、リクライニングした際にも気にはなりませんでした。
アームレストも可動式ですし、4段階調整できるロッキング機能付き、さらに座面も一番低くすると、これもきちんと膝裏が高くなり、足裏が付く形になりました。
ブラックだと11月上旬以降の入荷となっていますが、ネイビーだと3~6日で出荷、さらに商品サイズが他は奥行が66.5cmから68cmだったのに対し、この商品だけ奥行64cmと少し小さかったのも決め手になりました。
4つの座面の高さを比較
4つの椅子を見てきましたが、それぞれの座面の高さだけを比較したのが以下の通り。
- ワークチェア(クエト):47cmから55cm
- ワークチェア(フォリスト):44cmから54cm
- ワークチェア(デュオレハイ DX):40cmから50㎝
- ワークチェア(エルゴクエスト):43cmから51cm
これを見ると私にとっては、44cm以下の座面が丁度いいと感じるようです。
組み立ては結構大変
エルゴクエストは、自分で組み立てる必要がありますが、届いた箱の大きさに驚きました。
重量も21.1kgとなっており、配達の方もかなり大変そうでした。
中には、ワークチェア(エルゴクエスト) のパーツと組立説明書、保証書、取扱説明書が入っています。
かなり、大きな箱で送られて来たのですがパーツも大きいですね。
組立自体は、組立説明書を見ながら、書いてある記号の部品を順番に繋いでいくだけで簡単に行えます。
ただし、パーツが大きくて重いので、特に座面と背もたれとを繋げるのが一番大変でした。
私は別の椅子の上に座面を置いて、さらに厚みのある本を置いて高さを作って組み合わせましたが、両方ともに重量がある上、かなり持ち上げて付ける必要があるので、一人で作業する際には工夫が必要です。
満足度は高い
組立は少し大変ですが、使い始めてみると満足度は高いです。
思った通り、座面の高さは丁度いい感じで、今のところ椅子の不具合による疲労は感じていません。
作業が長くなってきたら、適宜背中を背もたれに押し付けて自由に動かしたり、リクライニングして休むのが良いように感じています。
新型コロナウイルス感染症の影響によるリモートワークへの急速なシフトにより、ニトリの椅子もなかなか買うことができない状況のようですが、品番によっては買えるものがあるようですので、仕事環境改善のために検討してみるのはアリだと思います。