リモートワークの疲労軽減のためにトラックボールマウスのエレコム EX-G PROを買ってみたで書いたように、リモートワークによる疲労軽減のために、様々なグッズを買って試してみています。
今回買ってみたのは、マイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018。
エルゴノミクスの製品には以前から興味がありましたが、通常の製品と操作性がかなり異なるのでいままでは手をだしていませんでした。
しかし、リモートワークによる家での長時間作業のせいか肩こりが酷いので、エルゴノミクスデザインの中でもまずはキーボードにチャレンジしてみました。
エルゴノミクスとは?
エルゴノミクスとは、日本語だと人間工学と呼ばれ、Wikipedia:人間工学によると、以下のように書かれています。
人間工学(にんげんこうがく)は、人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、実際のデザインに活かす学問である。また、人々が正しく効率的に動けるように周囲の人的・物的環境を整えて、事故・ミスを可能な限り少なくするための研究を含む。
Wikipedia:人間工学
つまり、人間が自然に使えるように作られた装置やツール、仕事環境などを考える学問が「エルゴノミクス(人間工学)」であり、この考えを取り入れたデザインがエルゴノミクスデザインです。
エルゴノミクスデザインで作られた製品は数多く発売されており、前回購入したマウスにもエルゴノミクスデザインのものがあります。
エルゴノミクスキーボードは、マイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018以外にも、様々なメーカーから出ています。
また、エルゴノミクスデザインの椅子も数多くあります。
マイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018
今回は、有線のマイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018を購入しましたが、Bluetoothでワイヤレスになっているマイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006も良さそうです。
ただし、マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006は、丁度在庫がなかったので今回はマイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018にしました。
届いた箱がこちらですが、かなり大きい。
有線のエルゴノミクスキーボードは電池切れの心配がなく、価格も安くていいのですが、マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006と違ってテンキーが一体化しているため、小さい机だと厳しいですね。
箱の中には、マイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018本体、保証書、製品および規制ガイド、製造元保証書、説明書、パームレストリフトが入ってました。
パームレストリフトはつけなくてもいいのですが、裏側にセットするとパームレストに手首を乗せて、手首を曲げずにキー入力ができます。
キー入力がかなり楽に
マイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018は、有線ですので遅延もなく快適に使えますが、エルゴノミクスデザインのキー配列を使いこなすのは慣れが必要です。
写真のように通常のキーボードとは異なり、「7」や「T」、「N」キーが大きく、スペースキーは大きく曲線を描いています。
中央部にキーがない部分があるために、「T」や「Y」などの中央近くの文字を入力する際に、使い始めにはうまく入力ができず、ブラインドタッチのスピードがかなり落ちてしまいました。
しかし、このエルゴノミクスデザインのキー配列に慣れてくると、手首を左右に大きく動かす必要がなく、タイピングにおいて必要最小限の動きで入力ができます。
さらに、通常配列のキーボードは、長時間集中して入力をしていると、首がどうしてもモニターに向かって前に出てしまい、姿勢が悪くなりがちです。
それに対し、このマイクロソフト エルゴノミック キーボード LXN-00018は、大きなパームレストに手首を乗せてタイピングを行うのが自然な形ですので、入力姿勢が終始変わらず手首の疲れも少ないように感じます。
デメリットは、横のサイズだけでなくパームレストも幅が広いため、かなり大きな机が必要になる点です。
そのため、机が小さい場合やコンパクトなキーボードが好みであれば、マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006の方がいいようには思います。
しかし、キーボードはかなり長時間使うものですので、大きめの机に変えてでも買ってみる価値はあるかと思います。