神田には、様々なジャンルのお店がありますが殆ど見る事がないのがメキシコ料理です。
メキシコ料理といえば、真っ先に頭に浮かぶのはタコスですが、それが沖縄で御飯と一緒に食べるようになってタコライスになったというのは有名な話です。
その、タコスとタコライスの両方を食べられるというのが「神田パーラーANAGUMA」でした。
はい、「でした」と書いてあるように、2014年11月8日(土)で神田のお店は閉店となってしまい、西荻窪の方に移転をしてしまいました。
ただ、西荻窪の方でも昼間はこちらで出ていたタコスとタコライスは食べられるようですので、神田のお店を惜しみながらご紹介をしたいと思います。
飲食店が並ぶ高架下の一店
「神田パーラーANAGUMA」は、神田駅の北東側、JRの高架が続く下に飲食店が並ぶ一角にありました。
そのため、当初の神田ランチ巡りからは外れており、最初にこちらのお店に行き着いたのは2014年5月とかなり最近でした。
この辺りは飲食店も多いのですが、写真に見えるようにシャッターが閉まっている所もあり、入れ替わりも激しそうな立地です。
白い壁の外観とお店の入口が常に開いているため、入り難くい感じはありませんでしたが、中がちょっと暗いので初見でためらう人もいたかも。
外の券売機でチケットを買ってから中に入ります。
価格は、お店で食べる時にはタコライス680円、タコス(中2ピース)700円、持ち帰りだとタコライス600円、タコス(大1ピース)400円で追加でミネストローネと豆のサラダがそれぞれ50円でした。
入口から見える木のカウンター内が調理場で、カウンターに買ったチケットを出して、タコライスの場合には肉、豆、羊の3種類の中から選び、御飯とキャベツは無料で大盛りまで出来るのでそれぞれ大中小のサイズ、あとは辛さも調節ができますので辛い、少し辛い、辛くないを伝えて2階に上がります。
女性の方は、持ち帰りで注文する人も多く、1階で出来上がるのを待っている人も居ました。
2階は絵が一杯
1階の奥にある階段を上がった2階には、一番奥に4人掛けのテーブルが一つと、壁際には一人ずつ座れる席が階段を上がった所からテーブルのところまで半周。
壁には、複数の作家さんが書いたと思われる絵が掲げられています。
こちらは、反対側の壁に掛かっていた絵の作者さんのサイト案内でしょうか。
また、「タコス・タコライスの美味しい食べ方」も貼ってました。
夜のメニューも置いてありましたが、残念ながら食べる機会はありませんでした。
西荻窪では、こちらも食べられるんでしょうか?
ボリュームたっぷりのタコライス
肝心のタコライスはこちら。
こちらは肉を選択して、さらにキャベツを大盛りにしていますが、見た目よりもかなり十分なボリューム。
豆や羊にすると、この上に乗っているものが変わります。
野菜等の共通の具はこのように分けて提供され、辛さについてもこちらの右端に乗っている辛みペーストの量が変わります。
ミネストローネもなかなか。
夏に出ていた冷製のガスパチョは、トマトと野菜で丁寧に作られた優しい味がしました。
残念ながら神田のお店は閉店
味とボリュームで非常に満足感の高いお店でしたが、残念ながら2014年11月8日(土)で閉店となってしまいました。
今後は、西荻窪の方で昼間は「元神田パーラー」、夜は「煮こみや富士山西荻窪本店」として12月OPEN予定でされるようです。
昼間は、こちらで出ていたタコスとタコライスが食べられるようですので、機会があれば伺ってみたいですね。