ドウシシャの丸い氷が作れる製氷器を買ってみた

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ドウシシャ「Clean Ice Ball」 外箱買ってみた
ドウシシャ「Clean Ice Ball」 外箱
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バーでウイスキーをロックで注文したときに、ロックグラスの中に丸氷が入っているお店があります。

これは一般的には、バーテンダーが氷屋さんから買った氷をアイスピックで丸い形に削っている、氷屋さんが販売しているアイスボール(丸氷)という商品を買っている、株式会社大信製作所のアイスモールドという機械を使って作っている、という3パターンだと思います。

しかし、この3つの方法は一般家庭ではかなりハードルが高い。

氷を買ってきてアイスピックで作るのはそもそも難しすぎますし、氷屋さんがアイスボール(丸氷)は、 中央冷凍産業株式会社のECサイトで見ると、5.5cmのサイズが5個で1,720円、100個でも11,050円と1個100円以上します。

アイスモールドは、一般の人向けにも販売しているようですが、直径55mmの氷玉55が101,200円とかなりお高く、削り出しをするための大きめの氷を別で作る必要があります。

そこで、もっと手軽に丸氷を作れないかと製氷器を探してみました。

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丸氷は溶けにくい

今回、丸氷を作ろうと思ったのは、丸氷は氷の中で一番溶けにくい氷だからです。

丸氷は、体積の割に表面積が小さくなっています。

丸氷は、球の形状のため氷の外側しか空気やお酒に触れませんが、通常の製氷皿で作る小さなキューブアイスは、それぞれのキューブアイスが全て空気やお酒に触れるため、実際の表面積が丸氷よりも大きくなってしまいます。

これにより、丸氷はキューブアイスよりも溶けにくくなっているのです。

また、小さなキューブアイスだと、グラスを傾けたときに氷が口に入ったり、当たったりしますが、大きな氷ならそういった事もなく、ウィスキーの中で綺麗に見えるということもあり、丸氷を作ってみたくなったのです。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」

丸氷を作るために購入したのは、ドウシシャ 製氷器 透明氷 丸型 2個 直径6cm

ドウシシャ 製氷器 透明氷 丸型 2個 直径6cmで検討したのは、以下の商品です。

この中で透明な丸氷を作れると謳っているポーラーアイストレイと迷ったんですが、ドウシシャ「Clean Ice Ball」との価格差が大きかったのと、以前ドウシシャのフライパンを購入したところ、使い勝手が良かったので、ドウシシャ「Clean Ice Ball」を購入しました。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」

ドウシシャ「Clean Ice Ball」は、透明の丸氷を2個作成できます。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」 外箱
ドウシシャ「Clean Ice Ball」 外箱

外箱側面には、「3層の容器×16時間製氷」で透明な丸氷が出来る、と記載があります。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」 外箱側面
ドウシシャ「Clean Ice Ball」 外箱側面

中には、説明書が入っていますので、こちらの記載に従えば丸氷はできます。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」 取扱説明書
ドウシシャ「Clean Ice Ball」 取扱説明書

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体

ドウシシャ「Clean Ice Ball」の本体は、外箱の説明の通り、3層に分かれています。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」 本体
ドウシシャ「Clean Ice Ball」 本体

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体の外側は断熱容器となっており、ポリプロピレンでできた発砲スチロールになっています。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:断熱容器
ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:断熱容器

ドウシシャ「Clean Ice Ball」外側の断熱容器の中には、水を入れる貯水容器となっており、こちらは断熱容器とは異なり、少し硬さのあるポリプロピレンでできています。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:断熱容器と貯水容器
ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:断熱容器と貯水容器

ドウシシャ「Clean Ice Ball」の貯水容器の中には、丸氷を作るための型(形状容器)がありますが、これはシリコンではなく、熱可塑性エラストマーでできています。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:貯水容器と形状容器
ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:貯水容器と形状容器

ドウシシャ「Clean Ice Ball」の貯水容器の中には、凍った後の氷を外しやすいようにか、仕切りがあり、水をいれる高さの目盛りが側面にあります。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:貯水容器
ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:貯水容器

ドウシシャ「Clean Ice Ball」の形状容器は、外すと二つに分かれ、球を半分に割った形状になっています。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:形状容器
ドウシシャ「Clean Ice Ball」本体:形状容器

この球の上部には一つ空気抜き穴が開いており、下部の3つの穴から貯水容器から水が入るようになっています。

丸氷を作ってみた

ドウシシャ「Clean Ice Ball」で丸氷を作ってみたのがこちら。

ドウシシャ「Clean Ice Ball」丸氷完成形
ドウシシャ「Clean Ice Ball」丸氷完成形

綺麗な丸氷が出来ています。

ただ、見た感じ透明な丸氷には見えません。

ロックグラスの丸氷
ロックグラスの丸氷

ロックグラスに入れてみましたが、見た目は変わらないですね。

ところが、ウィスキーを注ぐと外側の氷が解けて、透明感が出てきました。

ウィスキーを注いだ後のロックグラスの丸氷
ウィスキーを注いだ後のロックグラスの丸氷

丸氷を作成する際に、下側になる部分は少し濁りがありますが、上部はかなりクリアな感じにできています。

実際にウィスキーを飲んでも、なかなか氷が解けず、ウィスキーが薄まる事がないので、確かに長くロックの状態が楽しめます。

お手軽に丸氷が出来るのが素晴らしい

ドウシシャ「Clean Ice Ball」は、丸氷を作った後、貯水容器も凍っているので、そちらを毎回溶かしてから次の丸氷の作成が必要です。

また、全体のサイズが微妙に大きいので、丸氷の作成場所として、冷凍庫の整理が必要になりました。

しかし、丸氷を入れてウィスキーを飲む時間は、簡単にできて且つ家で出来るささやかな贅沢です。

そのため、その時間のためにちょっとした手間と場所を使ってみてもいいのではないでしょうか。

2023年6月13日追記:貯水容器の底が割れてしまいました

丸氷を作ってお酒を楽しんでいたのですが、数日氷を取り出さずに置いておいたら、氷が全く取りだせない状態に。

毎回、貯水容器の底が膨らんでいたので心配をしていたのですが、氷が膨張したタイミングで音を立てて割れてしまいました。

貯水容器については、形状容器と異なり、弾性がないため氷の膨張に耐えられなかったようです。

ということで、1カ月程度しか使えませんでした。

残念。