Photoshopキラーとも呼ばれるAffinity Photoですが、Photoshopよりも便利な機能が搭載されています。
それが、画像がキャンバスよりも大きい場合に、画像のサイズにキャンバスのサイズを合わせる機能。
Photoshopだと「イメージ」→「サイズ変更」→「すべての領域を表示」と行いますが、これがクリック一発で簡単にできるのが「キャンバスをクリップ」です。
キャンバスサイズを画像に合わせる
Affinity Photoは、新規で画像を作成する場合、レイアウトを決めて開きます。
そのため、画像をAffinity Photoで開いた場合に画像サイズとキャンバスサイズがずれています。
![Affinity Photoで画像を開く](https://itevangelist.net/wp-content/uploads/Affinity-Photo-Canvus-Clip-01.jpg)
そこで、上部メニューの「ドキュメント」から「キャンバスをクリップ」をクリック。
![](https://itevangelist.net/wp-content/uploads/Affinity-Photo-Canvus-Clip-02.jpg)
これで、キャンバスが画像と同じサイズになりました。
![画像とキャンバスサイズが一致](https://itevangelist.net/wp-content/uploads/Affinity-Photo-Canvus-Clip-03.jpg)
キャンバスのクリップ解除は動作が異なる
「キャンバスをクリップ」ではなく、「キャンバスのクリップ解除」をするとどうなるのでしょうか?
以下のように、画像とキャンバスサイズが異なりますが、キャンバスの中に納まってていない場合。
![](https://itevangelist.net/wp-content/uploads/Affinity-Photo-Canvus-Clip-04-750x523.jpg)
この状態で「キャンバスのクリップ解除」を行うと、画像は全て表示されますが、上と左右に余白ができた状態となります。
![](https://itevangelist.net/wp-content/uploads/Affinity-Photo-Canvus-Clip-05-750x523.jpg)
このため、キャンバスと画像を合わせたい場合には、「キャンバスをクリップ」を使います。
また、「キャンバスをクリップ」と「キャンバスのクリップ解除」は、複数画像でも利用できます。