大容量クラウド環境も構築できるNASの購入を新たに検討してみた、「Synology DS218j」が届いたので開封からセットアップまでを行なった、「Synology DS218j」の設定を行なってTeraStation Proからデータを移行したとNASの検討からSynology DiskStation DS418jの導入までを行いました。
ただ、2TB×4台のHDDをRAID10の構成で組見直したBUFFALOのTeraStation Pro TS-H2.0TGL/R5以外にもBUFFALO LinkStation HD-WLSU2/R1、BUFFALO LinkStation LS-WX1.0TL/R1とNASや外付けHDDもあります。
これらをまとめて新しくすると同時に、以前と同じようにRAID10の構成にしたNASも安心感のためには欲しい。
ということで、改めてRAID10の構成で組めるNASを検討しました。
3つのポイントで選定
今回の選定にあたって考慮した条件は以下の3点。
- 価格は50,000円以下
- 容量は3TB以上で「RAID10」で利用可能
- HDDを自由に選べる
今回も、HDDを自由に選べるという点からHDDを自分で別途購入して使えるモデル、HDDはRAID10に対応するためと価格を抑えるために4台の「4ベイ」となりました。
これで選定に残ったのは以下のNASです。
Synology DiskStation DS418j
後継機種は以下の通り。
Synology DiskStation DS418
QNAP(キューナップ) TS-431P
後継機種は以下の通り。
TerraMaster F4-220
後継機種は以下の通り。
機能比較表
商品名 | Synology DiskStation DS418j | Synology DiskStation DS418 | QNAP TS-431P | TerraMaster F4-220 |
---|---|---|---|---|
価格 | 30,158円(税抜) | 33,103円(税抜) | 27,756円(税抜) | 29,990円(税込) |
ベイ数 | 4 | |||
HDDの搭載 | 無し | |||
互換性のあるHDD | 3.5″ SATA HDD 2.5″ SATA HDD 2.5″ SATA SSD | 3.5″ SATA HDD 2.5″ SATA HDD 2.5″ SATA SSD | 3.5″ SATA HDD 2.5″ SATA HDD 2.5″ SATA SSD | 3.5″ SATA HDD 2.5″ SATA HDD 2.5″ SATA SSD |
CPU | Realtek RTD1293 64-bit デュアルコア 1.4GHz | Realtek RTD1296 64-bit クアッドコア 1.4 GHz | AnnapurnaLabs, an Amazon company Alpine AL-212, 2-core, 1.7GHz | Intel デュアルコア2.4GHz |
メモリ | 1GB | 2GB | 1GB | 2GB |
ホットスワップ 対応 | × | ○ | ○ | ○ |
スナップショット 対応 | × | ○ | ○ | ○ |
Amazonでの評価 | 4.2 | 4.2 | 3.8 | 3.5 |
この中でAmazonの特別に評価が高く評価の数も多いのが、Synology DiskStation DS418j。
また、CPUの性能とメモリ容量、ホットスワップ対応、スナップショット対応については、Synology DiskStation DS418が抜きんでいるように思えます。
ホットスワップに対応しない機器では、HDDを新たに接続する場合や取り外す場合に電源を切断した状態で行わなければならないのですが、ホットスワップ対応の場合には、動作中でもHDDを即座に認識し使用可能な状態にできます。
スナップショットは、NASの状態を保存するリアルタイムのデータ保護機能のようなもので、誤ってファイルを消去しても消去される前の状態に戻したり、ウィルスやランサムウェアに感染しても感染前の状態に戻す事ができます。
ただ、SynlogyはSynology DiskStation DS418jを購入をしていますので今回はできればリスクヘッジも考えて別のメーカーにしたいところ。
そこで、今回はSynlogyよりも細かい設定ができそうで価格も安いQNAPTS-431Pに決定しました。
QNAPTS-431Pの詳細については、次の記事で。