私自身は1996年に出たシャープの液晶パッド「WiZ」から始まり当時のPDAの代名詞である「Zaurus(ザウルス)」、Handspringの「Visor」、ソニーの「CLIE(クリエ)」などを経て、iPhoneに至るというように、かなり昔に紙の手帳を使うのは辞めています。
これにより、仕事でペンで字を書くことは極端に少なくなっているのですが、銀行や役所への提出書類などで今でもペンを使わないと生活はできません。
ただ、使う機会が少ない余計なものを鞄に入れたくないので複数のペンが一体化したボールペンを入れています。
ところが、こういったペンってどれもすぐに色が出なくなるんですよね。
そんなボールペンが家の中にゴロゴロしていたのを先日断捨離した際、昔に使っていた「シャーボ」が出てきたので、改めて使えるように替え芯を買ってみました。
「シャーボ」とは
「右に回すとシャープペンシル、左に回すとボールペン。1本で2本分」「シャーボと呼んでください」。
このキャッチフレーズでゼブラが1977年11月に売り出した「シャーボ」、シャープペンとボールペンが一体型になった革新的な商品として大ヒットしましたが、最初に発売されてからもう既に42年も経っているんですね。
2006年にはボディとシャープペンシル部、ボールペン(入力ペン)部をそれぞれ好みのもので組み合わせられる「シャーボX」が登場しています。
「シャーボX」は、ボディ、シャープメカ1本およびボールペン替芯2本または3本を、5万通り以上もの組み合わせから自由に選んで、オリジナルの1本を作ることができると謳っています。
価格帯も定価が500円のSK-シャーボから、10,000円のTF10まで幅広いラインナップ。
ただ、家にあったのはこの「シャーボX」ではなく、「シャーボ P3」というモデル。
ゼブラのページに過去の型番が載っていないので正確なところは分かりませんが、恐らく10年以上前のモデルですね。
流石にインクは既に使えない状態でした。
替え芯を買ってみた
「シャーボ P3」についていたボールペンを抜いてみると、「ZEBRA 4C」の文字が。
これは、4C規格のリフィル(芯)軸を採用ということですね。
この4C規格に対応していれば、「A社のボールペン+B社の替え芯」というように本体と替え芯でメーカーを問わない自由な組み合わせが可能になります。
ただ、ゼブラの4C規格の替え芯は他社の4Cに比べてリフィル(芯)軸が太くなっているようですので、他のメーカーに付ける場合は注意が必要なようです。
あえて他のメーカーを使う必要もないので、今回はゼブラ 油性ボールペン替芯 シャーボ 4C-0.7芯をいつものようにAmazonで購入しました。
10本セットを購入しましたが、1本ずつ個包装されています。
先端には保護樹脂が付いていますので、使う際にはこれをはがす。
無事「SHARBO P3」に装着が出来ました。
古い文房具でも替え芯が問題なく使えるのは良いですね。
荷物が少し減らせました。