新型コロナウイルス感染症の感染拡大によるアルコール消毒液不足に対し、厚生労働省はアルコール濃度が高い酒を消毒液の代わりとして使用することを特例として認めるました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、アルコール消毒液が不足していることを受けて、厚生労働省は、アルコール濃度が高い酒を消毒液の代わりとして使用することを特例として認めることを決めました。
NHK:消毒液の代わりにアルコール高濃度の酒使用認める 厚労省
これにより、酒造メーカー各社がアルコール消毒液として利用できるお酒を販売を始めましたが、その中の一つである「AISOME 77°」が近所の薬局で販売されていましたので買ってみました。
宮崎県の焼酎メーカー「正春酒造」が製造
調べてみると、製造をしているは宮崎県の焼酎メーカーである「正春酒造」。
本来は「黒麹仕込み正春」や芋焼酎の「逢初」などを作っているようですが、現在は焼酎の製造はしていないようです。
オンラインでの販売は、なぜか明太子で有名な「やまや」のオンラインショップで行われていますが、出荷は5月12日からの順次出荷予定となっていますので、こちらで買うよりも店頭の方が早かったということですね。
匂いはやはりお酒
薬局店頭での販売価格は990円でした。
まさにお酒感満載のビンではあります。
「本製品は医薬品や医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として手指消毒に使用することが可能です。お飲みになる場合は、希釈してお召し上がりください。」と書いてあるので、飲む事もできるようです。
背面には「火気厳禁」、「手指の消毒可能」という記載が。
品目はスピリッツ、原材料名には単式蒸留焼酎(国内製造)/クエン酸、アルコール分は77度となっています。
実際に使ってみると、やはり匂いは消毒液よりもかなりお酒って感じがありますが、代用品としてはいいんではないでしょうか。