「銀座レカン」、「銀座ペリニィヨン」を経て、「京橋ドンピエール」のシェフを勤めた、鈴木正幸氏が厨房に立つ「レストラン 神田 ルー・ド・メール(Loup de mer)」。
とは言っても 「銀座レカン」、「銀座ペリニィヨン」、「京橋ドンピエール」のどれにも、行きたいとは思ってても行った事がないのでよく知らなんですが「チューボーですよ」の「和風おろしハンバーグ:街の巨匠」で取り上げられたりと、とにかく有名な方のお店なようです。
見過ごしそうな外観の洋食屋
地図を見ながらお店に向かいましたが、看板も小さく一見、お店と気付かないぐらいの目立たない外観です。
中も席数があまり多くなく、こじんまりしています。
訪問したのは平日の11時45分ぐらいでしたが、既に大半のテーブルは埋まっていました。
入って左手がレジと厨房になっていますが、結構雑然とした感じです。
メニューは、ランチとディナーで中身も値段も大分異なるようです。
今回は、ランチメニューの中で、「Bセット ドライカレー オムレツのせ(スープorサラダ付き) 1,000円」を注文しました。
Webサイトのメニューには、「スープorサラダ付き」と書いていますが、特に聞かれる事もなくコンソメスープになってました。
出てきたのがこちら。
コンソメスープは、タマネギの味がしっかり出たちょっと濃い目で、フレンチというよりも洋食屋のコンソメという感じ。
ドライカレー・オムレツのせ(中辛)は、上のオムレツをスプーンで開くと、半熟のトロトロの卵が拡がります。
オムレツの下にあるドライカレーは、普通のドライカレーよりも粘度が高く、カレーに近い。
口に含むと、最初の印象は「ちょっと甘めかな」。
ただ、食べ進んで行くとスパイシーな辛さもやって来て、オムレツと一緒に食べる事でマイルドな味わいにはなるのですが、最後にはちょっと汗をかくぐらいに。
付け合せの福神漬けもちょっと甘めでした。
神田で洋食を食べるなら
隣りの神保町には、欧風カレーが食べられるお店が何軒かありますが、こちらは欧風カレーの趣きを持ちながら、スパイシーさも味わえます。
こちらのお店は、持ち帰りもできるようで、私が食べている間も女性が二人、電話で予約していたカレーをテイクアウトしにやって来ていました。
神田にしてはちょっと値段が高めですが、次は他のメニューやディナーにも行ってみたいですね。