以前、Inateck社から依頼を受けてレビューを書いた、Bluetoothオーディオレシーバー「Inateck BR1001 」は小さくて軽いがクリップが欲しい。
年末にまたInateck社から連絡があり、再度新製品のレビューをして欲しいとのこと。
ということで、今回はHDD/SSDケース「Inateck FD1006C」のレビューをしたいと思います。
またまたアマゾンで来た
前回同様、今回もAmazonから届きました。
ダンボールを開けるとInateck FD1006Cの箱が。
箱を開けると中には以下のものが入っていました。
- 本体
- 電源ケーブル 1本
- USBケーブル 1本
- 両面テープがついたスポンジ
本体は軽い
Inateck FD1006Cの本体は、プラスチック製で重量も146gと手に持った感じも非常に軽い。
本体背面には、HDDの熱を排出するためと思われるスリットが入っています。
本体上部には、電源スイッチとUSBケーブル、電源ケーブルを挿す穴が開いています。
本体側面には、HDDのケースを開けるためのスリットが入っています。
ケースを開けるとHDD/SSDを接続する端子が見えます。
HDDを挿しこむだけで使える
テストのために、家に転がっていたHDDを挿しこんでみます。
接続端子に合わせて、HDDをぐっと奥に押しこめばそれで終わりです。
接続したのは以下のSUMSUNGのHDD。
まず、USB 3.0のケーブルを繋いでPCと接続すると緑色のランプが点灯し、ドライバーのインストールが行われました。
ただ、この状態で電源のスイッチを入れても青色のランプは点灯しますがHDDの認識はされません。
ACアダプターを接続して、再度スイッチを入れることでHDDの認識がされましたのでHDDではUSBバスパワーでの動作は出来ないようです。(SSDで可能かどうかは、余っているSSDがなかった為に検証できませんでした。)
手軽に外付けストレージとして使える
電源コードとUSB3.0ケーブルを繋いで接続すれば、後は普通の外付けHDDと同じように使えました。
これはWindowsだけでなくMacでも同様で、接続をするとデバイスの検出画面が表示されます。
Windows 7 64bitでどれぐらいの速度が出るか、CrystalDiskMarkで計測してみましたので、そのデータを以下に記します。
参考値として、マザーボードにSerial ATAで繋いだHDDの数値は以下の通り。
HD502HJは容量:500GB 回転数:7200rpm キャッシュ:16MB インターフェイス:Serial ATA300、HD501LJは容量:500GB 回転数:7200rpm キャッシュ:16MB インターフェイス:Serial ATA II300とほぼ同等のHDD性能ですので、マザーボード直結の方が確かに早いのですが、それでも十分な性能を持っていますし、最新のHDDに繋ぐ事で最適なスピードが出せると思います。
HDD/SSDを簡単に外部ストレージとして使える
今回は家に余っているHDDを使いましたが、年々必要となるHDD容量が増えてきていますので、HDD/SSDを買ってくるだけで外部ストレージとして使えるようになるというのは大変便利です。
ただ、USBだけでは電源供給が出来ませんし、サイズ的にもちょっと持ち歩くという大きさではないので、家や事務所といった場所での利用がベストな所でしょうね。
値段は2015年1月12日時点のAmazonで2,699円とかなり安いので、モバイルでの使用を想定しておらず、HDD/SSDケースを持っていないのであればこの商品はアリだと思います。