今までゴルフといえば、年1回ぐらいに友人と回る程度で、ラウンド前にも打ちっぱなしにも行かない大変不真面目なゴルファーでした。
しかし、今年は運動も兼ねてゴルフに真面目に取り組もうと思っているのですが、実際のラウンドの中でパターを打つ数が多い割に、普段にパター練習をするのはなかなか難しいものがあります。
そこで、松山英樹プロが愛用していることで有名な「パッティングチューター」と同様の機能を持ったボードを自作してみました。
真っ直ぐにパターを打つのが難しい
パターの自宅でできる練習としては、人工芝のパターマットを家の中に敷いてパターの練習する、という方法があります。
しかし、漫然とパターマットで練習していても上達する感じがしません。
特に、真っ直ぐにパターを打つのが難しい。
実際のラウンドでは30cmのパターを外してしまう事もザラです。
正確なパッティングができるように
タッチと距離感はわからなくても、パターの上達においては、まず狙った方向に打ち出せる技術がとても大切です。
そもそも、ゴルフの初心者としてはパッティングのスイング自体が安定していないですし、もしグリーンでラインを完璧に読めても、狙った方向に打てなければ、カップには入りません。
そのため、パッティングにおいては、スイングを安定させ、正確な方向に打ち出すことを最初に固めるのが良いと思ってます。
ただ、クラブ二本を地面に平行に置いて、それに沿ってパターを動かす練習をしても、ガイドとなるクラブが無くなると、スイングアークが良くわからなくなってしまいます。
調べてみると、このボールを正確な方向に打ち出す練習に、パッティングチューターという練習器具が向いているようです。
パッティングチューターと同じ機能を持ったボードを自作
パッティングチューターは、松山英樹も使っていると評判になったものですね。
とはいえ、パッティングチューターの機能は非常にシンプルです。
そこで、自分でパッティングチューターもどきを作成してみました。
パッティングチューターもどきの仕組みはシンプルです。
画像編集ソフトで、ゴルフボールを置く場所に印を描き、その反対側にゴルフボールが通る場所を決めてもう一つ印を描き、その間を線で繋ぎます。

次にゴルフボールが通す側は目盛を設けてゲートにする、というものです。
これを紙に印刷して、100均で売っているPPシート(プラスチック板)に貼り付けて切り出しました。

ただし、本物のパッティングチューターは台形ですが、カットをしやすくするために長方形にしました。

ゲートはゴルフボールが通った際にミスしたかわかるように、袋ナットという六角ナットの片面をドーム状に金属で覆った固定具を置くようにしました。

真っ直ぐに打ててるかの確認なら十分
実際にこのパッティングチューターもどきをパターマットの上に置いてパターで打ってみると、この練習はなかなか面白い。
ゲートの間隔が広いと簡単ですが、間隔を狭めていくと、袋ナットにすぐに当たってしまいます。

自分でパターを上手くコントロール出来ないとゲートに当たってしまうので、真っ直ぐにゴルフボールを打つ練習になります。
松山のようにラウンド前に持って行く事まではしませんが、家でパターが真っ直ぐに打てているのかの確認と、真っ直ぐに打つ練習にはパッティングチューターもどきでも十分ですね。