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正宮
正宮は、皇大神宮(内宮)ご鎮座より遅れること481年、雄略天皇の御代、天照坐皇大御神のお告げによって、丹波の国(今の京都府下、天橋立付近)から、この伊勢の国度会の山田の原にお迎えした、豊受大御神をおまつりしている場所です。
ここも、多くの人がお詣りをされていました。
正宮の中は、写真撮影が禁止。
横には、遷宮予定の真新しい正宮が見えていました。
蕃塀
正宮の前には「蕃塀」が建っていました。
これは、他のお宮さんでは見ないのですが、不浄なものの侵入防止や、参拝者からの視線保護(目隠し)、神力の流出防止(はね返る様に)との様々な諸説が存在する様があるようです。
土宮(つちのみや)
正宮にお詣りをした後は、別宮にもお詣りをします。
まずは、土宮(つちのみや)に向かいました。
「土宮(つちのみや)」は、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)を祭っているお宮です。
多賀宮(たかのみや)
「多賀宮(たかのみや)」は、豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)を祭っているお宮です。
こちらも、横に真新しい遷宮予定のお社が建っていました。
三ツ石
外宮正殿の参拝を終え、別宮に向う道の脇に、小さくしめ縄に囲まれた「川原大祓」があります。
この外宮にも内宮の五十鈴川沿いにある御手洗場と同じものがあった名残のようで、式年遷宮の時にはここでお祓いをするようです。
「三ツ石」手をかざすと温かい感じを受ける人が多いことで知られてるようで、周りで手をかざしている人が多くおられました。
北御門口参道
御厩
北御門から出る途中には「御厩」があって、皇室から牽進(けんしん)された神事で使われる神馬(しんめ)がここで飼育されていました。
神馬は毎月3回(1日、11日、21日)菊花紋の入った馬衣をつけて、神前に見参するそうです。
もう一頭、神馬はいるようですが、この時はいませんでした。
参道は大変趣のある景色が続くので、人がふっと途切れると日常を忘れてしまいます。
北御門鳥居
北御門火除橋
北御門の出口にきました。
第一鳥居口と同じく火除橋がかかっています。
手水舎
こちらにも「手水舎」。
心が洗われる場所
天気にも恵まれた参拝でしたが、人が多くいても深い緑と落ち着いた雰囲気の中で、心穏やかにお詣りができる場所でした。
伊勢神宮に詣でるのは、小さい頃に来たのを含めると3回目ぐらいですが、やはり伊勢神宮はいいですね。