近場の飲食店には少しづつ出掛けるようにはなりましたが、喫茶店に行ってコーヒーを飲むという習慣が全くなくなってしまいました。
そこで少しでも美味しいコーヒーを飲めるようにと、コーヒーミルと電気ポットを買ってみたら、今まで買わなかった事を後悔するぐらいコーヒーを飲むのが楽しみになりました。
コーヒーミルを買う
今まで、コーヒー豆を挽く事自体は面倒なイメージがありましたので避けてきました。
しかし、コーヒー豆は粉にした瞬間から酸化が進み始めるので、淹れる直前に挽いたほうが新鮮でおいしいコーヒーが飲めるようです。
実際、コーヒー専門店で挽いてもらったコーヒーでも、挽きたてはかなり美味しい印象がありましたので、コーヒーミルを買ってみました。
手動か電動か?
コーヒーミルには、手動のものと電動のものがあり、それぞれに特徴があります。
手動の特徴
- 電源不要でどこでもコーヒー豆を挽ける
- 一度に挽けるコーヒー豆の量は少ない
- コーヒー豆を挽くのに時間と力が必要
- 価格が安い
電動の特徴
- 電源が必要で手動よりも大きく動作音が大きい
- 一度に大量のコーヒー豆を楽に早く挽ける
- コーヒー豆を挽く粒度の設定が簡単で再現性が高い
- 手動よりは高い
私は、毎回2人分ぐらい淹れて飲まないのと、価格のお手頃感で私にとっては手動で充分。
HARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bを購入
色々と比較検討したのは以下の商品です。
しかし、最終的に購入したのがHARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bで、価格と挽ける量のバランスがこれは良かったですね。
HARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2B
いつものようにAmazonで購入。
箱を開けると、HARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bのコーヒー豆を挽く臼、臼を回すハンドル、挽いたコーヒーの粉を貯める瓶と瓶のふた、瓶の底に敷くゴム素材の滑り止め、豆跳ね防止用のゴムカバー、取扱説明書が入っています。
取扱説明書は、HARIOのWebサイトにPDFデータも用意されています。
HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン 取扱説明書(PDF)
HARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bを洗ってから組立てたのがこちら。
コーヒー粉の粗さ調整
HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン 取扱説明書(PDF)によると、コーヒー粉の粗さ調整は以下のように行います。
準備と調整
- 固定ネジとハンドルを外い、ストッパーを外す。
- 軸を持ち上げた状態で、粗さ調節ナットを時計回りに回転が止まるまで回す。
- ストッパーを粗さ調整ナットのくぼみに入れる。
- ストッパーを軸ギリギリまで持ち上げ、粗さ調節ナットを反時計回りに回し、左隣のくぼみに1メモリ動かして下す。
- これを4メモリ分回して固定すると細挽き、7メモリ分回すと中細挽きになる。
実際のHARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bの上部にあるコーヒー豆を入れるところには、固定ネジとストッパーが付いてます。
このストッパーを外して、ネジを一杯まで締めた状態がこちら。
HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン 取扱説明書(PDF)によると、
ただ、「ストッパーを軸ギリギリまで持ち上げ、粗さ調節ナットを反時計回りに回し、左隣のくぼみに1メモリ動かして下す。」の説明がわかりにくい。
しかし、HARIOのWebサイトのQ&A よくあるお問い合わせ(PDF)にもっとわかりやすいイラストがありました。
ネジを一杯まで締めた状態でストッパーを入れたところを「0」にして、そこから動かせば良かったんですね。
このネジを一杯まで締めるのに力を入れすぎると、コーヒー豆を挽く臼が壊れてしまうようなので、締めすぎには注意が必要です。
また、Q&A よくあるお問い合わせ(PDF)には、細挽き、中細挽き以外のセッティングについても書いてありました。
- 細挽き:4メモリ
- 中細挽き:7メモリ
- 中挽き:9メモリ
- 中粗挽き:11メモリ
ペーパーフィルターで淹れる一般的なコーヒー豆の挽き方は中細挽きのようです。
ただ、私は濃い方が好きなのでとりあえず細挽きでセットしてみました。
コーヒー豆を挽いてみる
実際にコーヒー豆を挽いてみます。
豆が飛び散らないようにカバーをし、HARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bの下の瓶に取付けたすべり止めのゴム部分を左手で握って、ハンドルを回して一定のスピードで挽いていきます。
ハンドルを回すと「ガリガリ」と音が出て、時々引っかかるような感じがありますが、コーヒー豆を挽く力はそんなにいりません。
また、初めてコーヒーミルを使ってみましたが、HARIO コーヒーミル・スケルトン MSCS-2Bは非常に豆が挽きやすい商品だと思います。
それよりも、コーヒーミルは豆が臼で挽かれる時に強くコーヒー豆の香りが立ち上るので、それだけで幸せな気持ちになります。
細挽きという名前よりも、かなり粗い感じがします。
コーヒー豆販売店では、二種類のコーヒー豆を買ってきたのですが、焙煎によってかなり味が変わりますが、毎回コーヒーが美味しく感じます。
豆の挽き方も含めて今後色々と試行錯誤してみたいですね。
コーヒー豆を挽くのが楽しみに
コーヒーミルを買って、コーヒー豆から挽いてみるようになってから、毎朝のハンドルを回して豆を挽くという動作が楽しくなっています。
コーヒーの粉を買ってきて飲むのが確かに楽ちんではありますが、ゆっくりとコーヒー豆を挽く時間も含めて楽しい時間になったので、コーヒーミルを買うのはかなりお勧めです。
コーヒー用に電気ケトルを買う
次に買ったのがコーヒー用の電気ケトルです。
電気ケトルは、手軽に早くお湯が沸かせるのがメリットです。
しかし、最近はバルミューダのバルミューダ The Potのような珈琲特化型のものも出ていますので、コーヒー用の電気ケトルを検討しました。
検討したポイントは、コーヒー用ということで以下の5点を重視しています。
- 注ぐお湯の太さを一定にできる形状か?
- グリップが握りやすそうか?
- 手に持って注ぐので重さが1kg以下か?
もちろん、これに加えて価格がお手頃かどうかがポイントにはなります。
素材は何を選ぶか?
電気ケトルの素材は、樹脂製のものが多い印象ですが、他にも選択肢があります。
ステンレス製
ステンレス製は、耐久性が高く、頑丈で壊れにくく、匂い移りも少ないのが良いのですが、金属なんで外側が非常に熱くなります。
そのため、小さい子供がいる家庭には向かないでしょう。
ガラス製
ガラス製は、匂い移りの心配もなく衛生的ですが、ガラスなので落とすと割れてしまう可能性がありますし、こちらも沸騰する際に外側が熱くなります。
樹脂製
樹脂製は、重量が軽く水を入れた状態でも持ち運びしやすく価格もお手頃なものが多いのですが、 使い始めや使い終わりに、プラスチック臭が気になるものもあります。
安さ重視で選ぶ際にはこちらが主な選択肢になりそうです。
ドリテック ステンレスケトル1.0L PO-135SVを購入
色々と見ていく中で、検討したのは以下の商品です。
この中から、最終的にはドリテック ステンレスケトル1.0L PO-135SVを購入しました。
山善 電気ケトル0.8L YKG-C800は、温度設定機能や保温機能など多機能なのが魅力的だったんですが、価格が7,619円と高め、ラッセルホブス カフェケトル 7410JPもHARIO V60 細口パワーケトル・ヴォーノ EVKB-80HSVも同様に7,000円台に対し、同様の機能のドリテック ステンレスケトル1.0L PO-135SVが3,000円台というのは大きい差でした。
ちなみに、ドリテック ステンレスケトル「ドリップ」PO-115も迷いましたが、今回はコーヒー用で不通の電気ポットとしては使わないので最終的には選択しませんでした。
ドリテック ステンレスケトル1.0L PO-135SV
こちらもAmazonで購入。
Amazonの箱にも入ってなくて、シールが付いているだけで届きました。
箱の中にはドリテック ステンレスケトル1.0L PO-135SV本体と蓋、電源の台座、取扱説明書。
コーヒーを淹れるのに最適
実際に使ってみると、ドリテック ステンレスケトル1.0L PO-135SVはコーヒーを淹れるのにかなり便利です。
注ぎ口が全体的に細くなっているので、ドバっと一気に水が出る事がないんですが、水が出る部分は広くなっているので注ぐ時にお湯が見えやすく、微妙な調整が可能です。
本体重量も給電スタンドを含んだ状態で約690gとかなり軽いので、ゆっくりお湯を注いでも腕が疲れる事もありません。
水を入れる口の部分は広いので、中を洗うのも簡単。
少し沸騰までの時間が遅いようにも思いますが、少なめの水にしてコーヒー豆をゆっくりと挽いていればその間に沸くので気になるほどではないですね。
QOL(クオリティ オブ ライフ)が上がる
今回、コーヒーミルとコーヒー用の電気ケトルを買ってみましたが、少しの投資で朝のQOLが上がったように思います。
ちょっとしたことですが、コーヒーが好きな方にはお勧めです。