私は今でこそ関東に住んでいますが元々は関西の出身で、クライアントは東京だけでなく関西にもいるため、東京-大阪間を移動することは、帰省も含めると年間でかなりの回数に及びます。
以前は専ら飛行機での移動が多く、その次に新幹線という感じだったのですが、普通にチケットを取るといかんせん費用が嵩みます。
そこで、色々と出費を抑えるために改めて東京-大阪の新幹線代を削減する方法を検討してみました。
新幹線の通常料金は?
まずは、東京-大阪間の通常料金を見てみましょう。
新幹線 東京-新大阪
指定席(のぞみ) | 指定席(ひかり・こだま) | 自由席 |
---|---|---|
乗車券 8,510円 特急券 5,540円 合計14,050円 | 乗車券 8,510円 特急券 5,240円 合計13,750円 | 乗車券 8,510円 特急券 4,730円 合計13,240円 |
「のぞみ」で自由席に乗った場合 往復 26,480円 かかります。
割引プラン
次に、割引プランを見てみましょう。
新幹線割引プラン 東京-新大阪
エクスプレス予約 | ひかり早特きっぷ | ぷらっとこだま |
---|---|---|
12,000円~13,200円 | 12,000円 | 10,000円~11,500円 |
ひかり早特きっぷを使うと 往復 24,000円 になりますが、「ひかり」の指定席のみ、予約席数に限りがある、こども用の設定はない、等の制限があります。
エクスプレス予約のIC早特(タイプB)だと、乗車駅を朝6時台に発車する「のぞみ」と終日の「ひかり」にしか乗れないですが、 往復 24,000円 になります。
ぷらっとこだまは、所要時間約4時間と遅いため急ぎでない時にしか使えませんが、朝から夜まで本数があり 往復 20,000円 と非常に安いのが魅力です。
ビジネスパック
次に、ビジネスパックを見てみましょう。
新幹線ビジネスパック 東京-新大阪
旅行会社が販売しているチケットには「ビジネスパック」というものがあります。これは新幹線とホテルがセットになったチケットでこれを使えば1泊の宿泊も込みで 往復 19,000円~ で行けますので宿泊まで想定をしている場合はこちらがお得です。
ただし、安いプランは「こだま」や「ひかり」を利用するものであったり、出発時間帯が早朝やお昼以降しか選べない等、選択肢によって金額は上がってきますが、それでも宿泊込みなのに窓口で新幹線の往復チケットを買うよりも安くなっています。
以下にビジネスパックを取り扱っている旅行サイトをいくつか上げております。
日本旅行
日本旅行 お得な出張パック・ビジネスパック[/caption]
JTB
ビジネスパックを使ってみた
先日、大阪に行く用事がありましたので日本旅行のビジネスパックを使ってみました。
今回は安さを重視して「ひかり」での利用をしてみたのですが、行きは旧型の車両であったのでシートも小さめで電源コンセントもありませんでした。
旅行会社に電話をして確認をしたところ、時間指定した車両の指定席に乗れなくても、その後の時間の自由席では帰れるということでしたので、帰りの新幹線は指定席を捨てて後の時間の自由席に乗ったのですが、こちらは新しい車両で電源コンセントも使える状態でした。
このように、最初から指定席を取った時間に乗ることを考えなければ、ある程度選択の自由も得ることもできるというのはメリットですね。(購入したチケットによりますので、詳細は買ったチケットの旅行会社に確認ください。)
また、今回は旅行日3日前に申込みをしましたが、翌日にはチケットは手元に届いていましたので、旅行日程が近い場合でも使えるのが良かったです。
事前に予約して宿泊するならビジネスパック、日帰りなら割引プラン
今回はビジネスプランを使ってみましたが、日帰りの日程や往復回数が多いようであれば割引プランの選択が望ましいケースもあると思います。
皆さんも最適なプランを使ってお得に新幹線を使ってみてはいかがでしょうか?