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Quick Cacheをバージョンアップすると無料版は機能制限される

公開日: 2013/12/05
カテゴリー: WordPress

WordPressの高速化で以前は、W3 Total Cacheを使っていましたが、対応の簡単さから最近はQuick Cacheを利用するケースが増えていました。

その、1年以上バージョンアップがされていなかったWordPress用キャッシュプラグインQuick Cacheですが、新バージョンVersionの131121と131127が立て続けにリリースされました。

早速バージョンアップをしたいところですが、新バージョンのQuick Cacheには旧バージョンでは無料で提供されていた機能が有料化されており、Quick Cache Proとして$15を払わないと使えなくなっています。

quick cache

メニュー表示も変更

まず、新バージョンはPHP 5.3以上でないと対応していません。

また、バージョンアップを行うと、まずマルチアカウントの場合は、個別サイトの管理画面からメニューが消えて、ネットワーク管理画面にしか管理メニューが出なくなります。

Quick Cache ネットワーク管理画面 旧バージョンメニュー

ネットワーク管理画面 旧バージョンメニュー

ネットワーク管理画面 旧バージョンメニュー

こちらが

Quick Cache ネットワーク管理画面 新バージョンメニュー

ネットワーク管理画面 新バージョンメニュー

ネットワーク管理画面 新バージョンメニュー

こうなり、マルチサイトの設定をしている場合、個別サイトにはメニューが出なくなり、Webサイト毎に個別設定は出来なくなります。

シングルでインストールをしている場合は、上のQuick Cache ネットワーク管理画面 新バージョンメニューと同じように左側のメニューに表示されます。

設定画面も変更

画面のイメージも大きく変わりました。

Quick Cache 旧バージョン Config

Quick Cache 旧バージョン Config画面

Quick Cache 旧バージョン Config画面

Quick Cache 新バージョン Config

Quick Cache 新バージョン Config画面

Quick Cache 新バージョン Config画面

新バージョンでの変更点

基本的に新バージョンでは機能削減となっており、以下の設定項目がなくなっています。

  • Admin Barにあった「Clear Cache」ボタンの削除
  • Logged in Users:ログインユーザーの場合にはキャッシュを行わないという設定項目の削除
  • Dynamic Cache Pruning:投稿が変更された時に、キャッシュを削除する設定項目の削除
  • No Cache URI Patterns:URIによってキャッシュを作成しない設定項目の削除
  • No Cache Referrer Patterns:リファラーによってキャッシュを作成しない設定項目の削除
  • No Cache User-Agent Patterns:ユーザーエージェントによってキャッシュを作成しない設定項目の削除
  • Mutex File Locking:キャッシュファイルの排他的制御方式を指定する設定項目の削除
  • MD5 Version Salt:ホストやURL、Cookie、ユーザーエージェントでキャッシュを分ける事ができるようにする設定項目の削除
  • Sitemap Auto-Caching:XMLサイトマップのキャッシュを行う設定項目の削除
  • Deactivation Safeguards:プラグインを削除する場合、設定ファイルを保護するかどうかの設定項目の削除

この中の「No Cache User-Agent Patterns」が使えなくなるのが一番厳しいですね。

旧バージョンのQuick Cacheでは、スマートフォン等のモバイル対応させるプラグイン「WPtouch」に対応したキャッシュ生成をする場合、この設定項目にiPhoneやAndroidといったユーザーエージェントを入れて対応をしています。

ところが、これが今回のバージョンアップでは使えなくなり、新バージョンのQuick Cacheを無料で使いたければ、スマートフォンでもPCサイトを表示させることになってしまいます。

バージョンアップが望ましいが、ダウングレードも可能

引き続きQuick Cacheを使う場合には、以下の選択が必要です。

  1. 機能ダウンになるが最新のQuick Cacheを無料で使う
  2. 15$を支払って機能制限されていない最新のQuick Cacheを使う
  3. バージョンダウンする、又はバージョンアップせずに旧バージョンのQuick Cacheを使う

「3」については、セキュリティホール等が見つかっても対応がされませんので、自己責任での運用となり推奨はしかねます。

ただし、サーバのPHPが対応していない場合等で、どうしても旧バージョンに戻したいという方は、以下の手順で旧バージョンへのダウングレードが可能です。

  1. WordPress公式サイトのPlugin DirectoryにあるQuick CacheのDevelopersにある中から以前のバージョン 111203をダウンロード
  2. ダウンロードされたzipファイルを解凍
  3. サーバのプラグインディレクトリ(wp-content/plugins)へアクセスし、アップデートしてしまったQuick Cacheフォルダを削除
  4. 先ほど解凍した旧バージョンのQuick Cacheをフォルダごとプラグインディレクトリへアップロード

PHP 5.1で運用している方は、今回のバージョンアップをすることで「500 内部サーバエラー」になってログインが出来ない状態になった方もおられるようですので、Pluginのバージョンアップはやはり注意が必要です。


弊社では、長年、主にWeシステム開発を必要とするWebコンサルティングに携わって来ましたが、RFPの作成、プロジェクトマネジメント、システム設計及び構築、運用といった段階から「ゴール」を目指す、という事も行なっております。

まずは、現状の問題点を洗い出す「監査」や「Web解析」も行なっておりますので、Webサイト構築、Webサイトリニューアル、Webシステム構築・リニューアルをご検討の場合には、是非ご相談下さい。

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ウチムラヒロシ アイコン 運営者:ウチムラ ヒロシ

神戸出身。 コラムを書いたり、コンサルティングしたり、企画書を書いたり、コードを書いたり、サーバ組んだりしてます。

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