TeraStation Pro TS-H2.0TGL/R5のHDDをWD20EZRZ/AFPに交換で書いたように、うちにはBUFFALOのTeraStation Pro TeraStation Pro TS-H2.0TGL/R5が今だに現役で動いています。
ただ、TeraStation Pro TeraStation Pro TS-H2.0TGL/R5で、ディスクエラーが出たHDDは、別のマシンに接続して初期化すると問題なく動いているので、結構なHDDが家の中に転がっている状況に。
そのうちの2台は、「玄人志向 GW3.5AX2-SU3/REv2.0」は、低コストでRAID構成のストレージを組むのに最適で利用をしましたが、HDDディスク自体が壊れて全く使えないものも出てきました。
壊れたなら処分すればいいのですが、HDDなんて個人情報の宝庫ですので、そのまま捨てるわけにはいきません。
データを削除するだけでは、比較的簡単に復元ができてしまいますので、物理的に破壊した後に廃棄をする必要があります。
そこで、放置していたHDDを物理的に破壊をしてみました。
HDDを開けるにはトルクスが必要
HDDは、頑丈なケースで保護されていて、そのケースを外すには特殊な形状の工具(トルクスというそうです)で何個もあるボルトを外す必要があります。
トルクスのサイズは、3.5HDD(デスクトップパソコンに多い)はT8、2.5HDD(ノートパソコンに多い)はT6の二つがあるようです。
ただ、今回はトルクスを買ってなかったので、今回はケースを外さずにデータを読み取れなくする方法を採りました。
HDDのプラッタを破壊
用意したのは、金槌と交換用の台座が壊れてしまったドライバーセット。
こちらで、HDDの隙間からデータの書き込みが行われるプラッタと呼ばれる円盤を破壊します。
ただ、普通にHDDのプラスチック部分を金槌で叩いても、びくともしません。
HDDケース側面を見ると、「WARRANTY VOID IF REMOVED」と書かれたシールが付いていましたが、ここを剥がすと中のプラッタが見えるようです。
ただし、このシールが側面に付いてたのに気がついたのは、後で写真を見てから。
仕方がないので、隙間からマイナスドライバーを突っ込んで、プラッタを無理やり破壊しました。
ちなみに、今回作業したHDDのプラッタはアルミ製でした。
最近は、ガラス製のHDDのプラッタも多いそうですが、ガラス製の場合は割れて破片が飛び散らないように注意しながら作業を行いましょう。
今回、プラッタの中身が見えるシールに気がつかなかったので、以外と手間取りましたが最終的に破壊はできました。
ただ、シールからドライバーなどで破壊するだけならもっと楽だと思いますし、トルクスを買ってケースを開けてからやればさらに簡単だと思います。
そんなに高いものではないので、私は次回のためにトルクスを買うことにしました。