無料で使えるオンラインストレージサービスを「Copy」から「MEGA」に移行

スポンサーリンク
やってみた
スポンサーリンク

オンラインストレージサービスとしては容量も大きく重宝していた「Copy」が、2016年5月1日に接続できなくなるとの案内が3月16日来てから、移行先の検討をしていました。

一番容量を取っていたのが写真でしたので、flickrGoogle フォトも比較対象としていましたが、取り急ぎ「MEGA」に移行を決めました。

MEGA

MEGA

スポンサーリンク

「Copy」は使いやすかったが

「Copy」のサービス自体は、無料で最大50GBまで使えるということでかなり重宝をしていましたが、残念ながらサービスが終了。

2016年3月16日に「Copy」「CubaDrive」から来たメールがこちら。

サービス停止の案内

サービス停止の案内

「Copy」では25GB程度の容量を使っていましたが、2016年5月1日までにこの容量を移行できるオンラインストレージサービスを探す事に。

そこで、条件的には以下の3点で想定してフォトストレージも含めて比較検討してみました。

  • 容量が無料で25GB以上使える事
  • PCとスマートフォンで使える事
  • 出来るだけ移行負荷が低い事

複数のストレージサービスを比較

検討したサービスは、以下の通り。

Dropbox

まず最初に検討したのが、「Dropbox」。

Dropboxの料金

個人向け
プランBasic
無料プラン
Pro
$1.99/月
容量2GB1TB

Dropbox」は、複数のPCで利用をしていても同期が早く、オンラインストレージサービスとしての使い勝手は大変良いものがあります。

ただ、こちらは無料で使える容量が2GBと少なく、私自身は紹介で少し増やしてありましたが現時点では7GBとあまり大きくなく、「Copy」のデータを移す余裕はありませんので今回は見送りに。

Google Drive、Googleフォト

次に検討をしたのは、こちらも利用していたオンラインストレージサービスの「GoogleDrive」。

プラン無料プラン$1.99/月$9.99/月
容量15GB100GB1TB

こちらも、無料だと15GBと移行するデータに対しては小さく、またGmail等とも共有してるので全ての容量が使える訳ではありませんので、これだけだと最初から移行対象としては外れます。

ただ、「Copy」で容量を取っていた多くが写真で、「GoogleDrive」と連動する「Googleフォト」については、「高画質」を選択することで無料で容量無制限に利用する事ができます。

Google フォト ヘルプ:保存容量を選択する

無料、容量無制限にする条件としては、写真のサイズが16メガピクセル(1600万画素)以下に写真のサイズを抑える事というものですが、通常のデジタルカメラでは問題のない画素数ではあります。

ただし、「高画質」を選ぶと写真は全てファイルサイズが圧縮される様で、写真の大きさはそのままですがファイルサイズが小さくされて、圧縮の過程でデータの劣化が起こってしまいます。

camera10.me:「Google フォト」高画質設定JPEG画質チェック!ついでにJPEGmini、PhotoshopCCとも比較してみる

上のブログによると圧縮前後で見た目に大きな差はないようですが、保存する画像によっては向いていないものはあると思います。

また、フォルダでの管理は「GoogleDrive」と同期をすることで利用はできますが、大きな容量のフォルダを対象にすると「GoogleDrive」のファイル容量制限に引っかかるので、一気に移行をすることができません。

今回採用を見送りましたが、画像が多少劣化しても問題ないと思うのであれば、選択肢としてはアリです。

flickr

同じくフォトストレージサービスで検討をしたのが、flickr

こちらは完全に写真専用になりますが、無料でも容量が1TBまであって、さらに元のファイル形式そのままで保存することが出来ます。

1ファイル200MBの制限はありますが、私が持っているミラーレスの写真でもこのサイズを超えることはまずありませんので、基本的には問題ありません。

ただ、「Googleフォト」もそうなんですが、フォトストレージサービスは階層化してアップロードするという事ができないので、自分でフォルダを分けて管理をしている場合にちょっと面倒な部分があります。

もちろん、albumという概念があってそれで写真を分ける事は出来ますが、既に階層化して管理をしている写真をアップロードするのは、一つ一つアップロードの作業が必要です。

フォトストレージサービスとして、iPhoneので撮影した画像やデジタルカメラで撮影した画像を整理前に保存するのには大変便利そうなので、今後も使っていこうとは思いますが、「Copy」の写真だけを簡単に移行を行うというのにはちょっと向いてない、という事でこちらも選定から外れました。

Mega

最後に見たのが、「Mega」。

プラン無料4.99ユーロ/月9.99ユーロ/月19.99ユーロ/月29.99ユーロ/月
容量50GB200GB500GB2TB4TB
データ帯域制限付き1TB2TB4TB8TB

Mega」のサービス自体は以前から知ってはいましたが、「Copy」が問題なく使えていたのと運営が微妙な印象を受けていたので、導入していませんでした。

Wikipedia:MEGA

2012年1月19日、キム・ドットコム氏らが著作権侵害の疑いで逮捕、起訴されたことに伴い、アメリカ司法省と連邦捜査局(FBI)によって、ドットコム氏らが運営していたオンラインストレージ「MEGAUPLOAD」が封鎖され、関連サイトなどと共にサービスを終了した。[2] 2013年1月19日、同氏らはMEGAUPLOADとは異なる、新しい形のオンラインストレージMEGAを設立。

容量的には、無料で50GB使えるという事で移行には問題ありませんし、オンラインストレージサービスですのでフォルダの階層構造もそのまま移行できます。

今回はあまり調査と選定に時間を掛けられなかったので、上記の中から「Mega」のサービスを導入しました。

他にも複数サービスがあるが

一旦、「Mega」の導入を行って運用を始めていますが、複数PCのファイル同期でちょっと上手くできない部分が出ています。

また、「Mega」導入後に調べてみると、無料で25GB以上の容量が使えるオンラインストレージサービスをさらにいくつか見つけました。

hubiC

プランFree1ユーロ/月
又は
10ユーロ/年
5ユーロ/月
又は
50ユーロ/年
容量25GB100GB10TB

ただし、無料で100GBの容量を提供していたこちらのSurDocのように2016年5月31日でサービスを中止する所もありました。

SurDoc consumer services will be discontinued on May 31st, 2016 23:59 PDT. We want to thank you for being a loyal SurDoc user. Click here to read the full announcement.

今回の「Copy」の件もありますので、移行先は複数常に検討をして今後は有料アカウントの導入も検討した方が良さそうです。