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ブログのアクセス数を4ヶ月で18倍の4.5万PVにした施策とWeb解析から見えるもの

公開日: 2015/02/09
カテゴリー: Web解析

個人のブログとして始めたこの「IT EVANGELIST.NET」ですが、書きたい事を暇な時にしか書いていませんでしたので、あまり更新がされていませんでした。

しかし、この4ヶ月は少しずつではありますが手を入れることで、2014年9月と比較すると18倍の4.5万ページビューまで増やすことが出来ましたので、その実施した施策とWeb解析結果について公開したいと思います。
GA 201409-201501

2014年9月と2015年1月の比較

まず、2014年9月と2015年1月の結果を比較してみます。

現時点から1ヶ月前の期間で見ると既に6万ページビューを超えていますが、2015年1月末では4.5万PVとなっています。

2014年9月時点では2,488PVでしたので、2015年1月には18倍ですね。

2014年9月

2014年9月

2014年9月

セッション 1,993
ページビュー数 2,488

2015年1月

2015年1月

2015年1月

セッション 30,150
ページビュー数 45,704

パンダアップデートによる自然検索流入の変化

この9月のグラフを見ていただくとわかるように、9月6日から急にPV数が伸びて日別アクセスが前日のほぼ9倍になっています。

panda-update

また、2014年8月と2015年1月で比較すると72倍近くにまでなっているんですが、8月は数値には入れませんでした。

これは、パンダアップデートによってGoogleのアルゴリズムが変わり、今まで流入が起こっていなかったページにアクセスがされるようになって、ロングテールでの流入が起こり始めた影響がでたと思われます。

自然検索から流入したランディングページの数を見ると、以下のように9月は8月の1.47倍と明らかに多くなっており、それに伴ってページビュー数も3.9倍に伸びたということがわかります。

年月 2014年8月 2014年9月
LP数 97 143
ページビュー数 637 2,488

ちなみに、2014年9月のブログ更新は1回だけでしたので、更新により新しいページが増えた訳ではありません。

自然検索の流入割合もセッション数で8月の58.9%から、9月の85.5%と大幅に増えていることからも、自然検索による流入が増えたことがわかります。

この傾向は今も継続しており、セッション数における自然検索の流入割合は2015年1月時点で89%と高い割合を維持しています。

1月の流入チャネル

1月の流入チャネル

4ヶ月間に実施した施策

Webサイトへの流入としては、直接流入(Direct)、自然検索(Organic Search)、参照元(Referral)、SNS(Social)、リスティング広告(Paid Search)、バナー広告(Display)がありますが、今回の施策の目標は「検索エンジンからの流入を増やす」という事です。

ユーザーがインターネットで調べ物をする際、殆どの方がGoogleやYahoo!といった検索サイトにアクセスして検索を行いますので、アクセス数を増やすためには検索エンジンからの流入を増やすSEOが重要です。

そのために、行ったのは以下の3点。

  • ブログの記事更新を増やす
  • Webサイトをリニューアルしてスマートフォン対応にする
  • ブログからtwitter、Facebookページへの自動投稿設定を行う

他にも、WordPressの基本的な設定はかなり前に済ませていましたが、WordPressのPlugin「All in One SEO」の設定等も再度見直しをしました。

記事の更新を増やす

まずブログの更新を増やす事ですが、ブログで生活をしているブロガーのように「毎日更新」というのは行っていません。

以前から記事を上げる際には心掛けてきていましたが、「ユーザーが得したと思える情報をアップする」、「基本的に自ら検証した記事のみをアップする」、「タイムリーな話題を発信する」と言うことを優先した更新を行いました。

記事自体は、ボリュームがあっても記事を分けることはせず、出来るだけ写真を多用して見やすく解りやすい記事にすることを心掛けています。

Webサイトをリニューアルしてスマートフォン対応にする

また、Webサイトの設計を見直して、BootstrapでWebサイトをリニューアルしました。

Googleのアルゴリズムが進化し、質の良いコンテンツを作れば自然と検索エンジンの順位も上がるというように言われていますが、やはりWebサイトの構造化がされている方が検索エンジン的には望ましいところがあります。

そこで、Webサイトのリニューアルは、フリーのWordPressテンプレートStingerを使っていたものを、独自にIAから設計を行ってBootstrapで構築し、WordPressのテーマに組み込みを行いました。

Bootstrap

Bootstrapを採用したのは、デザインにリソースを取られる事は避けたかったのと、レスポンシブデザインになっていますのでスマートフォンやタブレットからの閲覧に対応できるという点からです。

ちなみに、SEO効果が高いと言われていたStingerをテストで2013年11月から使ってみましたが、私のブログでは効果が見られなかったです。

また、スマートフォンの対応はWordPressのPlugin「WPtouch」で既に行ってはいました。

ブログからtwitter、Facebookページへの自動投稿設定を行う

これは、現時点でもまだ大きな流入を生んではいませんが、より多くの人にリーチをする可能性を考えて、ブログからtwitter、Facebookページへの投稿を行うように設定をしております。

ちなみに、IT EVANGELIST.NETのFacebookページはこちらになります。
https://www.facebook.com/itevangelist/

ブログ投稿とアクセス数の推移

まず手始めにWebサイトのリニューアルを2014年10月に実施しました。

その後はブログの投稿を続けましたが、各月のブログ投稿数、セッション数、ページビュー数の推移は以下のようになっております。

年月 9月 10月 11月 12月 1月
投稿数 1回 5回 3回 3回 14回
セッション数 1,993 3,708 4,121 14,262 30,150
ページビュー数 2,488 4,593 5,426 20,858 45,704

2014年10月は、5本のうち2本の記事が月間アクセス数の上位に入る流入を生み、ページビュー数を増やす効果を上げました。

2014年11月は、Nexus 7に対するAndroid 5.0 Lolipopへのアップデート関連の3本の記事が、ページビュー数を稼ぐ優良コンテンツとなり、3本目の記事をアップした11月24日以降から、ページビュー数が右肩上がりになってきました。

2014年12月は、3本の記事のうちNexus 7(2012)を初期化したら重かったAndroid 5.0 Lollipopでもサクサク動くようになったを12月6日にアップした後、12月8日に日別のページビュー数が倍になり、最終的にNexus 7関連の4記事だけでこの月のページビュー数の77%を稼ぎ出すことになりました。

また、12月には参照元からの流入も少ないながらも、11月と比較すると倍増し、ソーシャルからの流入も増え、アクセス端末としてタブレットからのアクセスが急速に増えましたが、これはNexus 7の記事を上げている関係でユーザー層が変化したことが想定されます。

2015年1月は、14本のうちAndroid 5.0 Lolipop関係の記事を2本上げておりますが、アクセス数の上位はNexus 7のAndroid 5.0 Lolipopアップデート関連記事が独占する形となりました。

また、参照元やソーシャルからの流入も引き続き増え、参照元は12月から倍増しています。

さらに、Googleウェブマスターツールで見ると、1月1日から検索クエリ数に対する検索表示回数、クリック数ともに上昇を続け、1月12日にはさらに急上昇をして1日の検索表示回数に対するクリック率が全体でも10%を超え、48%を超えるキーワードも出ています。

ウェブマスター ツール   検索クエリ

ウェブマスター ツール 検索クエリ

求められているのは「情報」

2014年10月から2015年1月までの4ヶ月間で、ブログのアクセス数を徐々に伸ばしてきましたが、大きくページビュー数を伸ばしたのは、Nexus 7(2012)に対するAndroid 5.0 Lolipop関連の記事です。

ただ、はてなブックマークが大量につくような記事を量産できれば、短期間でのアクセスアップが望めると思いますが、私のブログにおいてはアクセスの多いNexus 7(2012)を初期化したら重かったAndroid 5.0 Lollipopでもサクサク動くようになったという記事ですら、はてブ数は現時点で14件です。

また、2014年9月からの累計ページビュー数で見ると、Android 5.0 Lolipop関連以外では以下のような記事が上位に入っており、一定のページビュー数を稼いでいます。

つまり、短期間で中身の薄い記事を量産するよりも、ユーザーが求める情報が載った記事を一定数書くことで、一定のアクセスはロングテールで得る事ができるということです。

実際、2014年9月と2015年1月を比較すると、ページ/セッション数、平均セッション時間、直帰率が大幅に改善して、リピートユーザーの数も増えています。

アクセス端末を見てみると、タブレットとモバイルが大幅に伸びて、モバイルからのアクセスが半分以上を占めるようになっています。

アクセス端末

アクセス端末

これらの事から見えてくるのは、以下の5点になります。

  1. しっかりと書かれた記事はロングテールでの集客に貢献する
  2. タイムリーな話題の記事は短期間での集客に貢献する
  3. アクセスが多い記事の関連記事はさらなる集客につながる
  4. Webサイトのマルチデバイス対応は必須である
  5. WordPress化やWebサイトの最適化は効果を発揮する

紺屋の白袴となっていたブログでしたが、今回の集客施策実施と振り返りは私に取っても得るものが多くありましたので、これからも継続的に更新を続けてまずは10万ページビューを目指していこうと思っております。


弊社では、長年、主にWeシステム開発を必要とするWebコンサルティングに携わって来ましたが、RFPの作成、プロジェクトマネジメント、システム設計及び構築、運用といった段階から「ゴール」を目指す、という事も行なっております。

まずは、現状の問題点を洗い出す「監査」や「Web解析」も行なっておりますので、Webサイト構築、Webサイトリニューアル、Webシステム構築・リニューアルをご検討の場合には、是非ご相談下さい。

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ウチムラヒロシ アイコン 運営者:ウチムラ ヒロシ

神戸出身。 コラムを書いたり、コンサルティングしたり、企画書を書いたり、コードを書いたり、サーバ組んだりしてます。

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